先生から報告を受けて、「どうして!?」「親はどうしたらいいの?」と心配になりますよね💦
給食が嫌いな理由はさまざまで、食べ物の好き嫌いや味付け、運動量が少ない事が原因で食べないお子さんは多いです💡
ですが、「家では食べるのにどうして!?」という場合、実は、お子さんによっては、ご自分の中のこだわりや環境の変化が苦手で、給食を食べなくなってしまうお子さんもいるんです。
そこで、今回は、お子さんが給食を食べないという悩みを解決できるよう解説していきます✨
家でできる関わりについても紹介してありますので、参考にしてみて下さい。
本記事では、以下の4つのポイントを説明していきます。
- 給食を食べない3つ原因
- こだわりや環境の変化が苦手だとどうして食べないの?
- 慣れるまでの対処法と食べられるようになっていく簡単なコツ
- スモールステップの成功の秘訣
お子さんが食べない時、その場で園や小学校の先生に協力してもらいたい対処法や、具体例を挙げながら、関わりのコツを紹介していきます。
お子さんに合った関わりを先生方と共有していただく事で、お子さんが楽しく給食を食べれるようになると思います🍀
是非使えそうだと思ったら試してみて下さいね😊✨
これなら上手くいきそうと思えたり、やってもらえそうだと思えたら先生方とも本記事を共有してみて下さい💡
✨自己紹介✨
- アサヒです。臨床心理士・公認心理師です
- 子育て中のお父さん・お母さんを心から尊敬しています
- 子育て相談&発達障害支援を現役で10年以上続けています
- 年間約1500件以上の子育て支援・相談をしています
- 教師・保育士・作業療法士がいる子育て支援一家で生活してます
- 私自身、ASD&ADHDの2人の子どもを毎日子育てしています
- さまざまな専門家(小児科医・児童精神科医・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等)がいる職場で、現役で働いているので、心理学に基づいた専門的なアプローチだけでなく、常に目の前のお子さんに合わせた多様な関わりを提案できます。
- お子さんにぴったり合った子育てをみつけてもらいたくて発信してます
どうして!?保育園で給食を食べない3つの原因
1:慣れない場所・人見知り・場見知り
→入園・入学したての頃は、慣れない場所や人へのストレスや不安もあり、環境の変化になじめずに給食を食べられない事があります💡
慣れない場所ではイメージが持ちにくく、不安になるからです😱
また、普段から食べ慣れない料理にも抵抗感が強いお子さんもいます。
<お子さんの心の中>
- ここではどうすればいいんだろう困ったな
- このお友だちと食べて大丈夫かな心配?
- どんな味がするんだろう怖いな
- 食べなかったら怒られるのかな不安だな
2:食事環境の違い
- お友だちと一緒のテーブルで食べる
- 食べ終わりの時間が決まっている
- 食べていると先生に声をかけられる
- いつも使っている食器がない
お家とは異なる雰囲気の中で食事をするのに抵抗があるお子さんもいます。
いつもと違う環境を受け入れられずに泣いてしまうお子さんも多いです。
3:こだわりが強い
相談に乗っていて、多いのがこだわりの強さです。
<お子さんのこだわり>
- 「食事は家で食べるもの」と思い込んでいる。
- 「保育園では食べない」と決めている
- 「家のハシ・お皿じゃないと食べない」
- 「慣れないものは食べない」
お子さんによってさまざまなこだわりがあります💡
こだわりについては、【こだわり強いお子さん】個性が輝くために効果的な対応という記事をまとめてあります😊✨
お子さんの「こだわり」を上手に活かす子育てを知りたい方は参考にしてみて下さい。
保育園で給食を食べないお子さんへの4つの対応
- 安心できる環境作り
- 無理に食べさせようとしない
- 小さいことでも褒める
- 好きな食器を使う
では、給食を食べないお子さんが、慣れていける為の関わり方について説明します。
①安心できる環境作り
お子さんが安心できると、心に余裕が生まれ、「食べてみよう」という気持ちになれます。
安心の仕方はお子さんによってさまざまですが、以下のような環境作りでうまくいく事が多かったのでご紹介します。
食事の量を減らす
慣れない料理が沢山だと、「こんなに食べれないかも」と不安に思ってしまう場合があります。
嫌いな食べ物も同様ですが、「これならいける」という少量から慣れていくと良いです。
家庭で新しい料理を食べる時にも同じように効果があります。
先生の近くで食べる、別室対応にする
お友だちと一緒に食べれられないお子さんは、安心できる先生と一緒に食べたり、気持ちが落ち着く別室で、先生と食べたりすると安心できるでしょう。
お父さん・お母さんができる対応
家と保育園の食事の環境の違いを共有したり、何が嫌なのかお子さんに聞いてみてもいいかもしれません。
中々言葉で何が嫌いなのかを伝えるのは難しいですが、ふとした時に教えてくれることがあります。
ちなみにですが、家と園での食事環境の違いを共有したら、問題が解決したことがありました。
日本一の幼児食ミールキットが解決の近道!?
日本一の幼児食YouTubeチャンネル「あおいの給食室」監修の公式ミールキットは、15年以上の幼児食の研究から導き出されたレシピを動画を見ながら簡単に調理できます。
家での食事の際に、「ママが保育園の給食にもでる特別料理作ってあげる」と、ミールキットの料理を作って、ご褒美的なメニューとして出してあげると、「こんなに美味しんだ」とお子さんも興味を持ちやすくなり、食べてくれるかもしれませんね😊✨
- 買い物に行かなくていい
- メニューを考えなくていい
- 時短で食品ロスがない
- 手軽に美味しく調理できる
- 作り方が分かったら頼まなくてもいい
- 空き時間が増える
お子さんだけでなく、料理を作るお父さん・お母さんにもこんなに沢山のメリットがあるので、何か試してみようかなと考えていらっしゃるなら、まずは試してみて下さいね😊✨
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例:保育園のご飯が不味いから食べないというお子さん。
家ではご飯にふりかけをかけて毎日食べている事を保育園の先生と共有したら、翌日から先生が白米を減らしてくれました。
白米が減った事で、これなら食べられると、他のおかずも食べられるようになりました。
②無理に食べさせようとしない
無理に一定量を食べさせるのではなく、まずは、一口でも食べれられるようになる事を目標にしましょう。
無理のない食べ方から始めてあげると効果があります。
その際に、もし食べれた際は沢山褒めてあげましょう。
徐々に自信がついて、「これぐらい簡単だよ」と思えるようになってくるからです。
気が付いたら食べれるようになっていたというお子さんも多いです。
③小さいことでも褒める
お家でも、少しでも食べられたことを先生から聞いた際は、
「美味しかったんだね」
「頑張って食べたんだね」等、
お子さんの負担にならないよう、できた事を認めてあげましょう✨✨
お子さんも、食べれなくて困っているので、褒められると自信につながります🌸
「今日はねえ、〇〇食べたよ」と言ってくれるようになったというお子さんもいました🍀
④好きな食器を使う
給食を食べない場合、お子さんの「好き」を使うと効果が期待できます。
お子さんの好きなキャラクターのついた箸やスプーン等、お子さんが自分で選んで買ってもらったものは、使いたくなるからです。
この場合も好きな箸を使って少しでも食べれたら、褒めてあげる事でやる気につながります。
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スモールステップでいくと上手くいく!?
上記のように、安心できるよう、無理に食べさせない、小さな事でも褒める等の対処に共通しているコツは、
まずは「簡単にできる」「ちょっと頑張ればできる」所から始める事です。
ですが、ここからどうやって食事量を増やしたり、友達と食べていけるようになるのか、それはスモールステップで進めていくのが「成功する秘訣」です🌞👍👍
※スモールステップ: 目標を段階ごとに細かくわけ、少しずつ、お子さんが習得できるようにしていき、最終的な目標に到達できるようになるというアプローチのことを言います。
スモールステップで進めていく事で、いきなり難しいチャレンジをしなくて済むので、「これぐらいなら出来そう!」というお子さんのやる気を作る事ができます。
そして、段階を少しずつステップアップしていけば、最終的に、みんなと同じ場所で食べれたり、食事量も増えていけるようになるんです。
どうやって段階をつくっていけばいいの?
では、スモールステップを具体的に作っていきましょう。
あくまで例ですのでこれが正しいという訳ではありません。
実際は目の前のお子さんに合わせてステップを設定してみて下さい。
具体例:お友だちと一緒のテーブルで給食が食べられないお子さん
- ステップ1: 安心できる別室で先生と一緒に食事をする
- ステップ2: クラスの中で、先生の隣で食事をする
- ステップ3: 友だちのテーブルの近くで、個別に食べる
- ステップ4: 友だちと同じテーブルで食べる
みんなと同じテーブルで食べれるまで時間はかかるかもしれません💡
ですが、少しずつ目標をあげていくことで、お子さんのやる気を作る事ができます👍👍
スモールステップの注意点
1:ステップは少しずつあげていくのが成功のコツです
ステップはお子さんに合わせて、少しずつ、「これならできそう」と思えるぐらい、簡単なところから上げていくのがポイントです🌸
次のステップが難しそうで取り組めない時は、間にもう一つステップを入れてあげましょう。
<例>
ステップ2と3の間に「お友だちのテーブルの近くで先生と一緒に食べる」を入れる
2:前のステップに戻る事も重要です
スモールステップは特効薬のようにすぐに効果がでるわけではありません💡
中・長期的な目標で取り組むことが大切です。
ですので、急いで効果を出そうとすると失敗しやすいです。
次のステップに移ってうまくいかない・難しい時は、前のステップに戻る事も重要です。
焦らずというのは難しいかもしれません。
ですが、お子さんの成功体験をコツコツと増やしてあげる事で、難しい事にもチャレンジできるようになります。
とはいえ、実際は働きながらだと大変ですし、ストレスが溜まる事も多いはずです😫😫
本当に今の世の中で余裕をもって子育てをするのは難しいですね💦
- 仕事や子育てがもう少し楽になりたい
- 上手にストレス発散がしたい
- 疲れがとれない
こんな事が当てはまるお父さん・お母さんがいらっしゃいましたら、別の記事で、「自分に合った効果的なストレス解消法5選」について解説してあります。
自分に役立つ情報を効果的に取り入れ、少しでもお父さん・お母さんの負担が楽になればと思います。
ストレスたまっているなあとおもったら読んでみて下さいね😊✨
まとめ
保育園や小学校で給食を食べないと、このままずっと食べないのかな、栄養面大丈夫かなと、今の状態がずっと続くのではないかと心配になりますよね💦
ですが、数年たって食べれるようになっているお子さんがほとんどですので安心してください。
いきなりすぐに苦手な事ができるようになるのは難しい事です。
ですが、スモールステップで少しずつ目標を挙げていくことで、気が付いたら当たり前に給食を食べられるようになっていたというお子さんは大勢いらっしゃいます。
お子さんのできそうな所から成功体験を積み重ねてあげ自信につなげてあげましょう。
日本一の幼児食ミールキットが解決の近道!?
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家での食事の際に、「ママが保育園でもでる特別料理作ってあげる」と、ミールキットの料理を作って、ご褒美的なメニューとして出してあげると、「こんなに美味しんだ」とお子さんも興味を持ちやすくなり、食べてくれるかもしれませんね😊✨
- 買い物に行かなくていい
- メニューを考えなくていい
- 時短で食品ロスがない
- 手軽に美味しく調理できる
- 作り方が分かったら頼まなくてもいい
- 空き時間が増える
お子さんだけでなく、料理を作るお父さん・お母さんにもこんなに沢山のメリットがあります。
何をしないよりは、何がお子さんに合うのか色々試した方がいいです🌞
何から試してみようかなと迷っていらっしゃるなら、まずはミールキットを試してみて下さいね😊✨
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それでも食べない場合は医療機関や地域の相談機関への相談も有効ですので、ご検討ください。
お父さん・お母さんからいただいた情報に基づいて、先生方もさまざまな対応をしてくれる場合があります。
まずは、保育園や小学校の先生とも日頃の様子を共有し、お子さんをサポートしてあげましょう。
- 偏食
- 好き嫌いが多い
- 食事中落ち着かない
- 集中しない
- 姿勢がわるい
上記のような、お子さんの行動にどう対応したらよいか迷っているお父さん・お母さんは、下記にのせておきますの、今回の記事と合わせて、参考にしてみて下さい🌈
この記事が役に立ったと思った方は、是非シェアをお願い致します。
少しでもお父さん・お母さんの困りごとの解消につながれば嬉しいです🌈
最後まで読んで下さりありがとうございました🍀