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【簡単】お子さんが偏食になる5つの原因と【効果的な6つ対応】

子どもの好き嫌いの原因
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  • 「野菜が大嫌い!」
  • 「白米しか食べない!」
  • 「赤い食べ物だけ食べれない」
  • 「毎日毎日本当に少しだけしか食べない」



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お子さんが好き嫌いが多かったり、偏食で食べる量が少なかったりするとお父さん・お母さんとしては心配しますよね💦

あれこれ試しても上手くいかないとどうしたらよいのか困ってしまう方は多いです😿どうにか食べてほしいと願うお父さん・お母さんの気持ちはよく分かります🥰

頑張らせていいものか、食べさせなくてもいいのかどっちが正しいのか迷ってしまいますよね💦

今回の記事では、そんな偏食や好き嫌いの多いお子さんについて以下の3つのポイントについて解説していきます。

  1. お子さんが偏食になる5つの原因💡
  2. 効果的な6つの対応💡
  3. やめたようがよい2つの関わり💡

最後まで読んでいただくことで、偏食のあるお子さんに対する知識と対応が身につくので、「こんな時どうすればいいんだろう?」という悩みの解決につながります🍀
お子さんの偏食に困っているお父さん・お母さんは是非最後までお読み下さい🌈



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少しでもお多くのご家庭の悩みを解決したくて発信しているので、この記事が役に立つと思ってくだされば、是非SNSでのシェアをよろしくお願いします。

  • アサヒです。臨床心理士・公認心理師です。
  • 子育て相談&発達障害支援を10年間続けています。
  • 年間約1500件以上の子育て支援・相談をしています。
  • 教師・保育士・小児の作業療法士がいる子育て支援一家で生活してます。
  • 私自身、2人の子どもを毎日マインドフルに子育てしています。
  • さまざまな専門家(小児科医・児童精神科医・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等)がいる職場で、働いているので、心理学に基づいた専門的なアプローチだけでなく、常に目の前のお子さんに合わせた多様な関り・アプローチを実践しています。
  • 同じ悩みでもお子さんやご家族のスタイルに合わせた対応をしています。
  • お子さんにぴったり合った子育てをみつけてもらいたくて発信しています。

お子さんが偏食になる5つ原因

まず、「なんで食べれないのか」、「どうして嫌がるのか」、5つの原因を説明します。

原因が理解できると、「家の子はこれが原因かもしれない」とお子さんが嫌っている状況に気づけるので、それに合わせた対応をしていけるようになるからです。

1:口の中の感覚が敏感な可能性がある

  • 「薄い味付けも、ものすごく濃く感じて嫌い」
  • 「野菜の硬さが石のように硬く感じてしまって食べれない」
  • 「エビフライの衣が針のように刺さる感じがして痛くて食べれない」
  • 「ご飯やハンバーグを嚙んでいる時の音が、気持ち悪く感じて、ご飯が食べれない」
  • 「揚げ物・野菜等特定の食べ物の臭いがものすごく不快に感じて食べれない」

上記のように、感覚の敏感さの影響で、偏食になったり、好き嫌いが多くなる事があります。



そのような経験が多いと、見慣れないものを食べるのも怖いですし、おかずだけ食べれなかったり、ご飯だけ食べれない事もあるんです。

感覚の敏感さが影響していそうな場合

お子さん自身では、どうすることも出来ないので、我慢できません。そんな中で、無理矢理食べさせる事は、ものすごい苦痛ですし、食べ物への恐怖感が強くなってしまうので、無理強いせず、残してもよい事にしてあげましょう。

2:食べられるイメージが頭の中でできない

食べるという動作には、食べる物をみて、無意識の内に、口はどれぐらい開くのか、一口量はこれぐらいか、口の中に入った時の味の予想や、噛み応えはどうか、飲み込むときにどうするのかをイメージして食べているんです。偏食のあるお子さんは、食べるイメージの見通しが持てずに、「どんな味がするのか」「どうやって食べればいいのか」等から、食べず嫌いで食べれない事が多いです。

  • 「初めて見る料理は食べられない」
  • 「衣の中に何が入っているか分からないものは食べない」
  • 「熱いか冷たいか分からないものは食べない」

食べてみると「なんだ!いけるじゃん」と思う事も多いのですが、見た目からイメージしにくい料理は嫌がったりします。

大人でもありますよね

このようなイメージの苦手さは大人にもあります。薬の場合がその典型です。カプセルタイプの薬が苦手な方や、粉末の薬が苦手な方もいますが、これも同じ原理で、飲み込むイメージが持てなかったり、味の予想がつかなかったりするからだったりします。

3:こだわりがある

  • 「赤や黄色い食べ物は嫌い」
  • 「料理が温かくないと食べない」
  • 「お気に入りのスプーンや箸じゃないと食べない」
  • 「家のお皿じゃないと食べない」

といった、お子さんのこだわりから偏食になっている場合もあります。

こだわりについては別の記事で解説してありますので、気になる方はあわせてお読みください😊✨

こだわり強い子供の対応
【将来は専門家!?】こだわり強いお子さんへの効果的な対応 電車の名前や駅名をものすごい覚えている ルールを守っていないお友達を強く怒る 自分なりのやり方やマイルールがある...

4:場面が変わると食べれない事も

  • 「保育園では野菜を食べるが、家では全く食べない」
  • 「大好きな唐揚げなのに、お弁当にすると食べられない」

このように場面が変わると食べれない場合もあります。多くの場合は、3つ目の原因であるこだわりが影響していて、「保育園では頑張る」というマイルールをお子さんの中で作っている事があります。

保育園や小学校で給食を食べれないお子さんについても記事をまとめてありますので、参考にしてみて下さいね✨

給食食べない子対応
【心理師が解説】保育園の給食を食べない子どもへの効果的な対応お子さんが保育園の給食を食べたがらず、困ったことはないですか?本記事では、家では食べるのに、保育園では食べたがらないお子さんの心理と、周囲の関わり方、園の給食を食べられるようになる為のステップについて解説してあります。園でも食べられるようになってもらいたいと思っているパパ・ママまたは園の先生は是非参考にしてみて下さい。...

5:記憶力が身についてきた

偏食や好き嫌いは、お子さんが成長してきた証拠だとも考えられます。

  • 「イチゴって酸っぱいよな」
  • 「ピーマンって苦いんだよね」

このような酸味や苦味の感覚は、経験や記憶を通じて身につくものだと言われています。なので、最初はバクバク食べていたのに、食べ慣れてくるうちに、「あれ、苦いな」と好き嫌いが強くなるというお子さんもいます。

この場合は、前は食べれていたのに、徐々に食べられなくなってきたというのがポイントです。好き嫌いはお子さんに記憶力が発達してきている表れだとも言えるんです。

やめた方がよい2つの対応

無理に食べさせないようにしてあげましょう。

一緒に働いている小児科や児童精神科の先生は、「偏食で栄養失調になったお子さんは見たことない」とよくお話してくださります。

「食べたくない」という気分の問題だけではなく、お子さんによっては「食べられない」という機能の問題である可能性が高いからです。また、トラウマになって食事自体が嫌いになっていくリスクもあるからです。何でも食べれるように直そうとするより、まずは食事の安心感を優先させてあげましょう。

無理なく、偏食の悩みが解決する

お子さんの偏食が少しでも良くなって欲しいと思っているお父さん・お母さん

無理に食べさせようととするのではなく、

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「食べないと〇できない」と罰を与えないようにしましょう。

これは、効果がないばかりか、余計にパニックなってしまう事があるので控えましょう。「食べない」と「〇〇ができない」を関連付けて考えるのがまだ難しいからです。また親子の信頼関係も悪化します。

嫌いな物を無理矢理食べさせるのは、「百害あって一利なし」です。お子さんが食事を楽しいと思ってもらえるのが大切ですので、もしそうであれば効果的な対応にシフトしてみて下さい。

偏食への6つの効果的な対応

  1. ご家庭と学校や園での好き嫌いを共有する
  2. 好みを把握し調理する
  3. 無理強いせず、興味が湧いたら少しずつ慣れる
  4. 一緒に調理して出来上がる工程をみせる
  5. 「お子さんが」楽しく食べられる工夫をする
  6. 上手に残せる方法を伝える

①:ご家庭と学校や園での好き嫌いを共有する

お子さんによって、こだわりや、感覚の敏感さは全く違います。小学校や保育園の先生とも連絡を取り合って、まずは、学校での食習慣や本人の好き嫌いを共有してみましょう。どのようなものを食べたか、拒否する食べ物は何か等をチェックしていくと共通点や、家と学校との違いがあるかもしれません。

感覚の敏感さがある場合はどの場面でも食べれないですが、こだわりであれば、状況が変われば食べている可能性があります。

②好みを把握し調理する

学校や園とお子さんの好き嫌いを共有する際に、食べ物のチェックだけでなく、調理法や、料理の硬さ・量等も一緒に確認してお子さんの好みを把握してあげましょう。

  • 「緑色のピーマンは嫌いだけど、赤いパプリカなら食べられる(こだわりや食べられるイメージへのアプローチ)」
  • 「生の人参は噛むの苦しくて食べられないが、カレーに入っていたり、ハンバーグの中にみじん切りで入れてしまえば食べられる(感覚の敏感さへのアプローチ)」
  • 「豚カツは衣が痛くて食べられないが、玉子でとじてあるかつ丼なら食べられる(感覚の敏感さへのアプローチ)」
  • 「ゆで卵や玉子焼きは食べれないが、卵かけご飯なら食べられる(感覚の敏感さやこだわりへのアプローチ)」
  • スープの具材が混ざっていると食べられない、スープの具材を別皿に取り分ける(食べられるイメージへのアプローチ)

このような形で結果的に食べれていれば栄養の心配はないので、お子さんが食べられるものをベースにして、調理を工夫してみて下さい。

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【5つの大切なメリット】
1.動画で、子どもの食べるポイントがわかる!
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3.買い物や献立にいちいち悩まなくてもよくなる!
4.自由な時間が増える!
5.お子さんの好きな料理が増える!

以上のメリットから、お子さんの偏食に困っているご家庭から選ばれています

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③:無理強いせず、お子さんが興味が湧いたら少しずつ慣れる

情報共有をして、好みの調理をして、食べられるものが少しずつ増えてきたら、お子さんが興味をもって試してみようかと思える料理は、まずは一口ずつ慣れる所から進めてみましょう。もちろんやっぱり嫌だという場合もありますので、その際は、「また今度でいいよね」と食べれたらラッキーぐらいの気持ちで進めてみるのがポイントです。

感覚の敏感さもこだわりの場合も、成長につれて変化していくので、偏食が少なくなっていく場合があります。
  • 「一口だけ食べてね」より、もっとハードルを下げて「一粒だけ食べみない?」から初めてあげましょう。実はイメージが苦手さや、感覚の敏感さがあるとその一口食べるのも、ものすごく苦痛だからです。その一口を食べなければないと思うだけで、食事は楽しくないですし、さらに強い拒絶をするかもしれません。また一口だけも食べれなかったと自信を無くしてしまうかもしれないので、献立が並んでいる中から、興味のありそうな料理を「一粒だけ」からチャレンジしてみて下さい。
  • さらにハードルを下げておくなら、「下唇に触れるだけ」でも良いでしょう。「一粒を下唇に触れる」もOKです。お子さんが「それなら簡単ぐらい」からスタートしてみるのが大切で、無理なら今すぐ何とかしようとせずに、食べられる食材をベースにして違う料理をチャレンジしてみるのも良いと思います。
  • 卵かけご飯が食べれるようになったら、玉子焼きを一粒だけチャレンジしてみる(イメージの苦手さへのアプローチ)。

④:一緒に調理して出来上がる工程を見せる

食べられるイメージが苦手なお子さんの場合、初めての料理は、不安になります。

実はその為に、食べず嫌いになっている事も多いです。

ですので、一緒に料理を作ったり、盛り付けしたりしながら、全く知らない謎の料理から、どういう流れ作られているのか、わかる事でイメージが持てて食べれるようになるお子さんもいます。

場面で食べられないお子さんも自分でお弁当の盛り付けをすれば食べられるお子さんもいました。

このように、料理をどう食べるのかイメージできなかったり、場面が変わると食べれないお子さんは、お子さん自身が調理や盛り付け等に関わる事でイメージがもて食べられるようになる事が多いです。

食育の重要性

他にも、買い物へ一緒に行って、食材を持ってきてもらい、実際に手に取ってみる体験や野菜を育てて収穫する体験等、食育の機会はイメージの苦手なお子さんにとって、食べられる食材が増えるチャンスだったりします。

⑤:お子さんが楽しく食べられる工夫をする

お子さんの好きを活かすのもありです。

  • 好きなキャラクターの食器
  • 絶対に食べられる一品(ご飯だけしか食べないが、ふりかけなら食べる場合、ふりかけは毎回あるようにしてみる)
  • ご飯以外は食べなくても野菜ジュースや、牛乳等の飲み物で栄養を取る
  • デザートにヨーグルトにジャムをかけて食べられる事を伝える

このように、お子さんは好きなものがある事で、モチベーションがあがりちょっと苦手だけど頑張ってみようという気持ちになるので食事に取り入れてみて下さい。

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⑥:上手に残せる方法を伝える

偏食や好き嫌いが多いお子さんは、残したいと言えずに、こぼしたり、落としたり、吐き出したりして、拒否をする場合があります。



そうなると困った行動になるので、まずは、無理に食べさせない環境が確保してあげ、「食べれられない」「いらない」と言える環境を整えてあげましょう。その中で、食事のマナーやコミュニケーションの練習として、上手に残す方法を伝えてあげましょう

  • 食事を取り分ける段階で「少なくして」と言える
  • 食べれないものは別のお皿に入れるようにする

食べ物を落とす前に嫌いなら嫌い、食べたくないなら食べたくないと伝えられるようにしてあげましょう。

その際に、否定せずに、一旦は気持ちを受け止めてあげ、一粒チャレンジにしてあげたり、残してもいいんだよと保障してあげて下さい。



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まとめ

お父さん・お母さんがお子さんの食生活を何としようとしてくださっていたり、栄養大丈夫かなと心配してくださっているのは、まぎれもなくお子さんを愛している証拠です。

「偏食はいけないこと」「食べ残しはダメ」という風習があり、何とか食べさせたいというお父さん・お母さんの気持ちはとてもよく分かります。

ですが、偏食の場合、感覚の敏感さやイメージの苦手等、お子さん自身ではどうする事もできない、いわばアレルギーに近い、そのお子さんの体質的な問題である場合も多いです。

食べる事で、拒絶反応が強くなり、最後は食事が嫌いで全く食べなくなってしまう、食べてもすぐに嘔吐するようになるリスクがあるんです。

完璧な栄養補給を目指す必要はないですし、冒頭でも、「偏食で栄養失調になった子どもは見たことがない」と現役のお医者さんも言っています。

本記事での6つの対応や、ご家族も美味しそうに食べる姿をそれとなく見せてあげ、「いけそうだな」と興味がもてる料理を少しずつ増やしてあげましょう。

  • 最後に、どうしても食べられるものが増えずに困っているという場合は、ご家庭だけで何とかしようとせず、保育園や学校の先生、自治体の子育て相談の窓口、医療機関に相談する事も検討してみて下さい。

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5.お子さんの好きな料理が増える!

以上のメリットから、お子さんの偏食に困っているご家庭から選ばれています

私個人としては、あおい先生のレシピからお子さんが好きな料理のレパートリーが一つでも増えて下さればと思いますし、レシピを覚えてしまえば、いつまでもミールキットを使わなくても再現できるようになるので、お子さんの好きな食べ物や料理法探しの一助として利用いただけるとよいのかなと思います。

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最後までお読みいただきありがとうございました🍀