- 食べこぼしが多い
- スプーンや箸がじょうずにならない
- 食事が遅い
お子さんの食事がスムーズにいかずに困った事はないですか?
スプーンや箸は何回教えても上手く使えないと心配ですよね💧
それに食べこぼが多いと忙しい時間はイライラしちゃうこともあると思います💡
実は、食事中にスプーンや箸の練習だけしても上達しない可能性があるんです。
そればかりか、練習しだいでは、食事が嫌いになってしまうリスクも、、。
お子さんが、
- 今まで練習してもあんまり上手にならない
- 食器を使うのを嫌がっている
こんな時は、お父さん・お母さんが注目するポイントが違っているかもしれません。
正しくチェックするポイントが分かれば、今のお子さんに合わせた関わり方がみつかります。
そこで本記事では、スプーンや箸、お椀やお皿といった食器を上手に使えるようになる為に以下の2つのポイントについてまとめました。
- 食事中にチェックしたい2つのポイント
- 食器が上手になる楽しい遊び
上手に食器が使えれば、食べこぼしもなくなり、食事もスムーズになりまさに一石二鳥ですね😊✨
少しでもご家庭の負担が軽減し、お子さんが「できた」という成功体験を味ってもらいたいと思い、妹の作業療法士と相談しながら本記事をまとめました。
ぜひ最後まで読んでみて下さい。
お父さん・お母さん、先生方の子育ての困り感が少しでも減り、楽しく子育てをしてもらうことを目的にこのブログを続けています。
参考になったと思ったらSNS等で共有してもらえると嬉しいです😊✨
✨自己紹介✨
- アサヒです。臨床心理士・公認心理師です
- 子育て中のお父さん・お母さんを心から尊敬しています
- 子育て相談&発達障害支援を現役で10年以上続けています
- 年間約1500件以上の子育て支援・相談をしています
- 教師・保育士・小児の作業療法士がいる子育て支援一家で生活してます
- 私自身、自閉&ADHDの2人の子どもを毎日子育てしています
- さまざまな専門家(小児科医・児童精神科医・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等)がいる職場で、現役で働いているので、心理学に基づいた専門的なアプローチだけでなく、常に目の前のお子さんに合わせた多様な関り・アプローチを提案できます。
- お子さんにぴったり合った子育てをみつけてもらいたくて発信しています
結論:食器を上手く使い食事がスムーズになるには
お子さんが食事中に食器を上手に使えるようになるには、以下の順番でチェックしてみましょう。
- まずは座っている時の姿勢をチェック
- 次に食器の持ち方をチェック
食器を上手に使うために、実は、座っている時の姿勢、特に体幹ががとってもとっても重要です。
姿勢が悪いと手や口をしっかりと動かせないからです💡
大人でもバランスボールで足を浮かせながら姿勢が不安定な状態だと、食事をするのが難しいですよね。
ですので、まずは姿勢に注目してあげましょう。
お子さんの座っている姿勢が改善し、食器の持ち方が安定すると、目や手を上手に使って、こぼさず食べれるようになります。
本記事では、座っている時の姿勢チェックについて詳しく解説していきます。
食事中の良い姿勢とはから、細かくチェックするポイントが分かります。
姿勢改善でやってはいけないことや、姿勢改善のコツも分かります。
読んですぐに試せる関わりも多いです。
姿勢が良くなるだけでも食事がスムーズになるお子さんも多いのでぜひ試してみて下さい。
食器の持ち方チェックや、持ち方に合わせたサポートの秘訣については、次回の記事で詳しく解説していきます。
記事を書き次第下記にリンクを貼りますので、ぜひ読んでみて下さいね。
またお子さんのハシやスプーンを上達させる方法については、過去の記事で紹介していますので、気になる方は読んでみて下さい✨
お子さんが食器を上手に使うには姿勢が大切
スプーンや箸が上手にならない時、まず真っ先に座っている姿勢に注目してあげましょう。
先ほどお伝えしたとおり、姿勢が悪いと、手元の操作が不安定になり、食べ物を口に運ぶ、かむという動作にも時間がかかってしまうからです。
食事がスムーズになるための良い姿勢では以下の2つのポイントをチェックしてみてください。
- 体幹(背すじがまっすぐ伸びているか)
- 足の動き
お子さんの食事がスムーズになる良い姿勢①:体幹
体幹をチェックするには、さらに以下の姿勢をチェックします
- 背もたれにもたれていないか
- イスに深く座れているか
もし、背もたれにもたれていて、イスの座りが浅い場合、
まずは姿勢を直してあげましょう。
おへそが上を向いていると姿勢は自然と猫背になります。
猫背になると、指先を動かすのが不安定になるんです。
体幹が安定するので、スプーンや箸などの食器の操作が安定するんです。
ですので、まずは背筋を伸ばして椅子に深く座るように伝えてあげましょう。
口で伝えても難しい場合:
例えば、背もたれと背中の間にお父さん・お母さんが手を入れてあげて、背もたれとの隙間を作ってあげる、深く座らせるお手伝いをお願いします。
もちろんアフェリエイトなので、ここまでの記事に少しでもなるほどと思えたら下記のリンクから購入していただけるととってもとっても嬉しいです。
食事がスムーズになる良い姿勢②:足の動き
意外かもしれませんが、食器を上手に使えるようになるのは足の動きも重要です💡
また足の動きは体幹を安定さえてくれます。
足の動きは以下のチェックをしてみてください。
- 足が床に届いていない
- 床に届いていてもかかとまでしっかりついていない
- 足を前の方にほうりだしている
- 足を組んで座っている
- 片足をイスの座面に乗せている
上記のような姿勢で食べていると、食器は上手に使えません💦
また、食べこぼしも多いです💧
それは、おへそが上に向いてしまうからです。
逆にかかとまでしっかりと足が床についていると、
体幹は安定し、食器も持ちやすくなります。
まだまだ小さくて床に足がつかないというお子さんは、
足台がついているイスがおススメです。
足台の調整ができるイスを選んであげると、
1歳で買っても12歳まで新しいイスを買わずに長く使えます。
下記におススメを紹介しておきますね。
足台のないイスを使用されている方はぜひ、早めに使ってあげて下さい😊✨
食事中に姿勢をキープできるようになる遊び
食事中に姿勢よくしてと伝えても、
お子さんが意識している間しか姿勢はよくできません。
過去に「姿勢の悪いお子さん」の記事も紹介してあります。
詳しく知りたい方は、ぜひあわせて読んでみて下さいね。
座ったままでも姿勢をキープできるようになるには、体幹をきたえてあげましょう。
ただきたえてもお子さんは辛いだけですので、
お子さんが楽しいと思える遊びの中でサポートしてあげて下さい。
楽しく遊べて自然と体幹が強くなっている。
これが理想です。
これからいくつかおススメの遊びや体操を紹介します。
どれもやるのではなく、いろいろと試してみて、お子さんが好きで楽しめるものを続けてみて下さいね。
食事中の姿勢サポートにおススメの遊び①ピーナッツボール
この遊びはピーナッツ型のバランスボールを使います。
ピーナッツ型のバランスボールには以下の効果があります
- 体幹や手先・足の筋肉が育つ
- 体のバランスがとれるようになる
- ジャンプが上手になる
遊び方は、
- 力いっぱい押したり、投げたりする
- 上に座って乗ったり跳ねたりする
- 対面に座って転がしあう等々
色々あります。
特に上に座って跳ねたり、乗ったりする遊びは、
足で踏ん張ったり、頭を体をまっすぐにキープしないといけないので、
イスに座って食べる動作に直結します。
我が家では、最初は純粋なピーナッツ型のバランスボールでしたが、
途中から、「ブルーナボンボン」変えました。
耳をもって家の中をグルグル楽しくごっこ遊びしてくれます。
座って前に進む遊びはタイミングよく両ひざを曲げ伸ばすので、
座って食べる動作に食わせてジャンプの練習にも効果的です。
長く使えますし、今ではインテリアとしても活躍しています。
ご家庭にない場合、ぜひ食事の姿勢以外にもお子さんの発達に役立ちますので、使ってみてください。
下記にリンクを貼っておきますね。
食事中の姿勢サポートにおススメの遊び②動物動き
クマさん歩きやお馬さん歩きのように、
四つばいになって前に進む動きも良い姿勢のキープには大切です。
これもピーナッツ型のバランスボール同様、頭を体を伸ばしてキープする動きだからです。
特に手を開いて、手のひら全体で体を支えるよう意識してあげるとさらに効果的です。
また、前をみながら進むようにお子さんにアドバイスしてあげると、体幹をより鍛えられますよ。
手押し車のように足首のあたりをお父さん・お母さんがもってあげ、お子さんが前をみながら両うでで進んでいく遊びもいいですね。
食事中の姿勢サポートにおススメの遊び③UFO遊び
よくNHKの教育番組で土曜日に体操のお兄さんとお姉さんがお子さんと一緒に行っている遊びです。
UFO遊びも体幹を鍛えられますし、親子のスキンシップにもなるのでおススメです。
遊び方
- お父さん・お母さんがあぐらになって座ります
- お子さんをお父さん・お母さんの足の上にあぐらで座ってもらいます
- お子さんの腕を組ませます
- お子さんの組んだ腕にお父さん・お母さんが腕を乗せます
- 後はそのまま時計回りや反時計回りでグルグルと回ってみましょう。
お子さんの食事中の姿勢がよくなるには運動教室も効果的!?
- 遊ぶのも大変
- そんな時間ない
- 教えるのも面倒だな
- プロに任せたい
- 自分では自信がないな
お忙しいご家庭や専門家にお願いした方が確実なんじゃないかと思うお父さん・お母さんもいらっしゃると思います。
確かに家でできれば、いいですが、実際は長続きしなかったり、他の遊びが楽しくて誘ってものってくれないことも多いと思います。
それでもお子さんの体幹や姿勢が気になる時は、運動教室を利用するのもおススメです。
その際、アルバイトではなく、研修の受けプロの指導員がいる教室がいいです。
独りよがりの指導にならず、お子さん一人ひとりに合わせて指導してくれるからです。
また、無料体験ができる教室ですと行く前から雰囲気が分かりますし、親子で安心して参加できます。
プロの指導員がいて、安心・安全で楽しく運動ができるおススメの運動教室を下記に紹介しておきます。
もちろん無料体験が申し込めますので、興味のある方は申し込んでみて下さい。
まとめ
食器の使い方が苦手なお子さんが上手に使えるようになるための2つのコツとして、
まずは姿勢よく座ることがスムーズな食事にはとってもとっても重要です。
スプーンや箸の使い方を教える前に、まずは姿勢をキープしたまま食事ができるようにサポートしてあげましょう。
食事中に姿勢をサポートしてあげるには、以下のようなイスやクッションがおススメです。
足台がついたダイニングチェアは、1歳から12歳まで長く使えてコスパが良いです。
食事での体幹のサポートも大切ですが、食事以外で楽しく姿勢を保持できるようにサポートしてあげることはもっともっと大切です。
特にピーナッツ型のバランスボールは姿勢のキープ以外にもジャンプやバランス感覚等さまざまなお子の発達に効果的ですのでぜひ家にないかたは、使ってみて下さい。
家庭では大変、プロにお任せして姿勢を改善したいというお父さん・お母さんは、
教室を利用するのもおススメです。
運動教室を選ぶポイントとしては、
- あるばいとじゃない研修を受けたプロの指導員がいる
- 無料体験ができる
そういった意味では下記の運動教室は安心安全な場で成長していけるような環境が整っているのでおススメです。
もちろん、無料体験ができますし、入会金キャンペーンをやっている事もありますので、気になる方は申し込んでみて下さい😊✨
食事に関する過去の記事をご紹介しておきます
ハシやスプーンを上達させる方法についても過去の記事で紹介しています。
気になる方はそちらも読んでみて下さい。
食器の持ちかたと、持ち方に合わせたサポートについては次回の記事で紹介していきますね。
今回の記事が少しでもお父さん・お母さん、そしてお子さんのお役に立てれば嬉しいです。
もし、参考になったらSNS等で広めてもらえると嬉しいです😊✨
noteもやっています。
「朝日/臨床心理士・公認心理師」というアカウント名ですので、是非のぞいてみて下さい。
最後まで読んで下さりありがとうございました🍀