- 諦めやすい
- なかなか取り組めない
- 思っている事を言えない
- 些細なことでイライラする
お子さんのこんな行動、気になった事はありますか?
このように思う事でも、自信がなく、やりたがらないと、もったいないなあと思っちゃいますよね💦
- やることがうまくいかない
- あまり評価してもらえない
- 評価が厳しい
このような関わりは、お子さんは自信が持ちにくく、代わりに不安・緊張を強くしてしまいやすかったりするのですが、忙しいと、お子さんを見きれなかったり、良かれと思ってついつい厳しくしてしまうことはどこのご家庭にもあることだと思います💡
そんな周囲の大人の良かれと思っている関わりが、実は、知らず、知らずのうちに、お子さんの自信を下げている可能性があるんです。
そこで今回の記事では、
- どうして自信がもてなくなるのか
- 気をつけたい関わり
- お子さんが自信を持てる関わり方のコツ
上記の3つのポイントについて心の発達・心理学の観点から詳しくまとめました。
最後まで読んでいただくことで、お子さんが自信をもって自分らしく過ごせる為のお父さん・お母さん、先生方の関わり方のコツが分かります。
自信を失ってしまいがちな、学習についても、苦手意識を乗り越えるための学習方法について紹介していますので、気になる方は是非参考にしてみて下さい😊✨
✨自己紹介✨
- アサヒです。臨床心理士・公認心理師です
- 子育て中のお父さん・お母さんを心から尊敬しています
- 子育て相談&発達障害支援を現役で10年以上続けています
- 年間約1500件以上の子育て支援・相談をしています
- 教師・保育士・小児の作業療法士がいる子育て支援一家で生活してます
- 私自身、自閉&ADHDの2人の子どもを毎日子育てしています
- さまざまな専門家(小児科医・児童精神科医・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等)がいる職場で、現役で働いているので、心理学に基づいた専門的なアプローチだけでなく、常に目の前のお子さんに合わせた多様な関り・アプローチを提案できます。
- お子さんにぴったり合った子育てをみつけてもらいたくて発信しています
結論:自信のないお子さんが自信をもてる関わり
それは、周囲の大人の関わる姿勢をお子さんに合わせて変えることです。
周囲の接し方が変えることでお子さんが自信を持てるようになる可能性があります。
関わりを紹介する前に、どうして、お子さんの自信がなくなってしまうのかについて、説明したいと思います。
自信がなくなる原因について理解できれば、原因に基づいた接し方ができるようになるからです。
病院の治療で例えても、何の診察もせずにお医者さんがいきなりお薬を処方することはないですよね?
ウイルスなのか、炎症なのかちゃんと体調不良の理由を調べてからそれに合わせた治療をしてくれます。
それと同様、まずはどうして自信が持てなくなるのか、その理由を理解できた方が、お子さんに合わせた関わりができるようになります。
※ここで誤解しないでいただきたいのは、「今の関わりが自信をなくさせてしまっているんだ!」と、接し方を批判しているわけではありません。
「こんな時にこう関わるとお子さんの自信が持ちにくくなりやすいですよ」というあくまで情報を皆さんと共有しているだけでで、「こんな関わりはダメだ!」と責めているわけではないことをご了承ください。
お子さんの自信がない理由
お子さんの自信が持てなくなるのは、以下のような理由が考えられます。
- やる事が上手くいかない
- やったことが評価されにくい
- 評価が厳しい
- 周囲のアドバイスが悩み事の解決にならない
やることが上手くいかない、やったことが評価されにくい・厳しい
- いつも上手にできない
- 頑張っても周りから認めてもらえない
- 周りからの評価が厳しい
こんな状態が続くと、お子さんは、自分のやっている事に対して「大丈夫なのかな」と不安や緊張が高まります💦
不安・緊張が高まれば当然、
- もうやりたくないなあ
- やっても面白くないなあ
とモチベーションが下がり、「どうせできないからいいや」と自信が持てなくなってしまうんです😱😵😵😵
周囲の指摘やアドバイスが悩み事の解決にならないとき
- 繰り返し練習すれば上手くなるんだから続けて!
- 言うとおりにすればできるんだから、ちゃんとやって!
- そんなやり方じゃ上手くいかない!もっとよく見て!
周囲のアドバイス通りに言われたとおりにやっても、お子さんの成功体験として積み重ねられないとお子さんの自信は持ちにくくなっていきます。
このようなお子さんの自信がなくなる理由として共通していること、それは、周囲との関わりの中でお子さんの自信が損なわれやすいという事なんです。
勉強が思うように進まないお子さんの場合も、周囲との関わり・関係性からの影響が大きいです。
→取り組んでいてもスムーズに進まない場合、時間がかかる
→努力が足りないと誤解されやすい
→お子さんからしたら精一杯なのに、もっとやるように言われる
→かえって自信を無くしてしまう
→さらに勉強に対しする苦手意識が強くなる
→周りから勉強が遅れる
→追いつくまでに時間がかかる
→周りからやっていないと誤解される
→もっとやるように
・・・このような悪循環の繰り返しの中で、お子さんは学習・勉強への自信をどんどん失っていってしまいます。
ここでも分かる事は、このような勉強の悪循環も周囲との関係性の中で生まれるという事なんです。
無学年式はお子さんが自信を持って勉強できる近道!?
お子さんが自信をもって勉強ができるようになるには、学習内容をお子さんのペースに合わせる必要があります。
天神やすららネットは、無学年式で1年生から中学3年生までの内容を自分のペースで楽しく学べます。
多くの学校でも導入されてきている、オンライン教材ですので、お子さんが自信をもって楽しく勉強できるようになるかもしれません。
資料請求をしていただくことで、無料の学習体験ができます。
勉強を嫌がっていたり、つまらなそうにしているお子さんはアバターを使いながら楽しく学べるチャンスですので、試してみて下さい。
すららネットさんでは、24時間、お子さんの勉強方法について、lineで相談できますので、親御さんも安心して利用されている印象があります。
ご両親が外国の方で、学校での画一的な学習についていけずに、自信を無くしたお子さんが、すららネットさんを利用し1年間で成績が150点伸びた方もいらっしゃいました。
天神さんは1問1答方式なので、苦手意識が強くても、1日5分の勉強から始められます。
実際に1教科5分の5教科で毎日30分勉強しただけで勉強が楽しくなり、今は下校後2時間自主的に勉強をされているお子さんもいます。
お子さんに合うきっかけさえ与えてあげれば、大人が口を出さなくても、お子さんは自信をもって学習するんだなと実感しました。
天神さんの1問1答方式の勉強方法は、車の免許試験の為の勉強を思い出します。
1問1答式の方が記憶しやすく、学習が身に付きやすかったですよね。
どちらがお子さんに合うのか、まずはどちらも無料で資料請求や体験学習ができますので、お子さんが学習の悪循環にはまりそう・はまっている場合は、下記のリンクから資料請求してみて下さい。
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このように、普段の関わり方を見直して、お子さんが自信がもてなくなる悪循環の連鎖をどこかで断ち切る必要があります。
自信がない子へのその場での対応
自信が持てなくなる悪循環を防ぐには、今までお子さんによかれと思ってしている事を、一旦立ち止まってみる必要があるかもしれません。
指摘やアドバイスしたくなる気持ちをセーブし、お子さんがどんな気持ちでいたのか、まずは思いを巡らせてみて下さい。
そうすると、言葉かけが変わってきます💡
例:こうやればいいって言ってるでしょ!
例:どうしたらいいのか分からなかった?
当然、「こうすれば上手くいくのに!」と、近くにいれば思うでしょう。
ですが、そんな時こそ、大人の思いや普段何気なくしている事をやめてみると悪循環を防げるかもしれません。
上手くいかないとお子さんが思った場合、お子さんは、たいてい、どこか上手くいかないのか伝えられない、どうしたらいいのか分からない場合があります。
そんな時に、周囲のアドバイスが上手くいかない原因の解決にならないと、余計にお子さんは混乱してしまいます。
結果的に、ただでさえ上手くいかないのに、さらに、「教えているのにどうしてできないの」と怒られてしまい、余計に自信が持てなくなってしまいます。
そうなると、自己肯定感が下がる一方です。
なので、まず、お子さんがどんな気持ちでいるのか、手伝ってほしいのか、どこが分からないのか、思いを推察してあげてみて下さい。
それだけでも、お子さんの安心につながります。
自信がないお子さんに気をつけたい対応
自信がないお子さんと関わる際に以下の2つのポイントに注意してみると良いでしょう。
- 出来ないところに注目する
- 頑張れ・しっかりしろ
出来ないところに注目する
例えば、お子さんが何か頑張ろうとしていることに10回やって8回失敗したとします。
そんな時に、できない事に注目してしまいやすいですよね。
そんな状況を大人が「まだまだダメだな」と評価すると言葉かけはどうなるでしょう?
こんな言葉かけになるのではないでしょうか?
そうなるとお子さんの立場からすると、どうでしょう?
1−2回は上手くできたという、小さな成功・成長が見過ごされてしまいます。
お子さん自身も周囲の評価に影響されて「またダメだ」と思ってしまいますね😱😵
では、そのような状況を大人が「1−2回できるようになって来た」と出来た事に注目・評価すると言葉かけはどうなりますか?
とポジティブな言葉かけに変わります。
そうするとお子さんも自分の中の小さな成長に気づけるようになり、自己肯定感が上がります。
ここでお気づきになった方もいらっしゃると思いますが、周囲がどのような評価をするかがお子さんの自己肯定感には強く影響を及ぼしています。
頑張れ・しっかりしろ
もちろん誤解しないでいただきたいのですが、このような言葉を言ってはいけないというわけではありません。
得意で頑張っていることに対してはどんどん応援してあげてください。
周囲の「頑張って!」がエネルギーとなって、おこさんの自信に繋がります。
ですが、自分が苦手だけどやっている事や、やりたくないけどやっている事をイメージしてみてください。
そんな時に、「もっと頑張れ!」「しっかりしろ!」と言われたらどうでしょう?
- すでに頑張っているのに気づいてもらえない
- ちゃんとやっているけど難しいんだよ
と思いませんか?
大人も応援するつもりで「頑張れ!」と言いたくなる気持ちはよくよく分かります。
ですが、自信がないお子さんからすると、
- 今全力でやっていて、これ以上何を頑張ればいんんだろう?
- まわりからはできてないと思われているんだ、、
と励ましのはずの言葉かけが、自信をなくさせる言葉かけに変換されてしまっている可能性があるんです。。
頑張って!しっかりして!はノルマに!?
お子さんは周囲の「頑張って!」という期待にこたえなければならないと、日々の生活がノルマになってしまう場合もあるんです。
ですので、これも周りの評価になりますが、
このように、お子さんは既に頑張っているんだと思って、その頑張りを認めてあげましょう。
このようにお子さんの取り組んでいる行動をどのように周りが評価するかで、自信が持てたり、自信を失ったりと、お子さんの心は影響をうけやすいんです。
お子さんの自信がない時に、このことを少しでも意識していただけるだけると言葉かけが変わりますので試してみてください。
お子さんの成長や頑張りが今ひとつ感じられないんだけど、そんな時はどんな関わりや言葉かけをしてあげればいいんだろうと?
このように思われた方は次回の記事で解説していきますので、参考にして見て下さい。
子どもが自信を持てるようになる関わりを解説してあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
お子さんの近くにいて、毎日子育てされていることはとても素晴らしいことですし、私も一人の親として本記事を最後まで読んで下さったお父さん・お母さんを心から尊敬しております。
そんな大切なお子さんだからこそ、そばにいる大人も少しでも良くなって欲しいという気持をこめて、色んなアドバイスや提案をされているんだと思います。
ですが、実際はお子さんの全てを完璧に理解できることはとてもとてもとても難しいことのように思います。
発達心理学を学んできた私ですら子育ては勉強の毎日です。
世間一般的に言われている方法で試してみても上手くいかないこともあるかもしれません。
そんな時は再度お子さんに対する理解を見直してみてはいかがでしょう?
<見直すポイント>
- 少しでも成長しているところはないか?
- わずかでもマシになってきていないか?
- 少し前のお子さんと比べて多少は変わったところはないか?
もしかしたら、お子さんの成長ではなく、大人が設定した目標や他のお子さんを基準とした目標やノルマに注目されており、お子さんもお父さん・お母さんも苦しい思いをされている場合があるかもしれません。
ノルマを達成したかどうかに注目するか、お子さんなりの成長に注目するかで言葉かけや心の持ち方も変わってきます。
もちろんノルマがいけないわけではありません。ですが、親子がイライラして険悪になったり、お子さんが自信が持てずにいたりする際は、大人の評価する基準を変えてみるといいと思います。
基準を変えることで、アドバイスや指摘したくなる気持ちをグッと堪え、小さな成長や頑張りに気づけることも多いですよ。
そしてその時にかけてあげる言葉かけでお子さんは自信や安心につながります。
勉強で親子が敵対しない為にも、お子さんに合う勉強方法を
一番悲しいことは勉強で親子が対立する事です。
特に宿題に、お子さんが苦手意識を持っている場合、宿題がお子さんの学習のペースにあっていない可能性があります。
お子さんのペースに合った内容ならいいのですが、そうでないとお父さん・お母さんは学校側の味方となり、宿題というノルマを無理矢理課せてくる敵としてお子さんは認識してしまうことがしばしばあります。
勉強という本来、学校で完結できる課題で親子関係が悪化してしまうのはとても切ないです。
敵だと認識するとお子さんは家族の前でも自分を出せなくなります。
ですので、私は、お子さんが自分のペースで楽しくできる無学年式をお勧めします。
チャレンジやZ会も有名ですが、次の教材の期日が決まっていてそれがノルマになって勉強が苦しいとのお子さんの声も耳にすることが多いです。
相談にくるお子さんの中でもすららネットさんと天神さんは継続して長く続けられるお子さんが多く、いずれも自分の好きな所から勉強ができる無学年式です。
例:小学5年生のお子さんは、英語の中3レベルの教材を終わらせ、英検準二級に受かりました。
学校の勉強だけなら苦痛だったけど、無学年式で自分の好きな事を極められたと話してくれました。
そして苦手な算数もやってみようと自分からやる気になったんです。
これが本当にお子さんのペースの合わせた学習なんなんだなと思います。
勉強が楽しいと思えれば、お子さんは自分から進んで学ぶんだなとつくづく実感しました。
どんな学習方法がお子さんに合うか、合わないかは、試してみないと分かりません!!
もちろん、無学年式よりもチャレンジやZ会のような学年に合った勉強方法が自信につながるお子さんも当然います。
ただ、いずれの学習教材も資料請求や体験学習は無料ですので、まずはどちらも試してみてはいかがでしょうか。
もし、勉強の事で言い合いになる、お子さんの宿題で関係が悪くなるというお父さん・お母さんがいらっしゃいましたら、無学年式なら、お子さんが楽しく勉強できる可能性があります。
今の関係のままお子さんの自信がなくなってしまうよりは、まずは試してみてはいかがでしょうか。
気になった方は下記のリンクから是非資料請求をしてみて下さい。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。