- 大好きな遊びで興奮する
- 楽しくなると走り回る・叫ぶ
- 怒りやすく泣きやすい
- ちょっとしたことで笑い、なかなか止まない
- ハイテンションすぎて困る
お子さんがハイテンションor興奮しすぎて、大変だという経験をされたことはありますか?💡
大好きな遊びほど、テンションが上がってしまい、一人では危険な滑り台を滑ったり、高いところに登ったりとヒヤヒヤするすることがあります💦
また、興奮しすぎると、飛び跳ねて友達にぶつかって喧嘩になったり、自分やお友達に噛み付く等、エスカレートしていくと、周りを巻き込んでしまう場合もあります。
そんなお子さんがハイテンションに悩むことはないですか?
怒ればいいじゃんと思うかもしれませんが、実は逆効果で、怒るとさらに悪化する場合もあるんです😲
また「恥ずかしいよ」等と注意するのも実は意味がなかったりするんです。
今回の記事では、お子さんのテンションが上がりすぎてしまった場合に、周りにいる大人はどう対応すれば良いかについて解説します。
最後まで読んでいただくことで以下のことが分かります。
- テンションが上がりすぎた時に落ち着かせる関わり方
- 興奮しやすいお子さんに気をつけたい関わり
- ハイテンションのお子さんが気持ちをコントロールする方法
以上の3つのことが分かりますので、実際にお子さんがテンション上がりすぎてしまった場合も悩まず冷静に対応することができるようになりますので、是非最後までご覧ください😊✨
✨自己紹介✨
- アサヒです。臨床心理士・公認心理師です🍀
- 子育て中のお父さん・お母さんを心から尊敬しています🍀
- 子育て相談&発達障害支援を10年以上続けています🍀
- 年間約1500件以上の子育て支援・相談をしています🍀
- 教師・保育士・小児の作業療法士がいる子育て支援一家で生活してます🍀
- 私自身、自閉&ADHDの2人の子どもを毎日子育てしています🍀
- さまざまな専門家(小児科医・児童精神科医・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等)がいる職場で、働いているので、心理学に基づいた専門的なアプローチだけでなく、常に目の前のお子さんに合わせた多様な関り・アプローチを日々実践しています🍀
- お子さんにぴったり合った子育てをみつけてもらいたくて発信しています🍀
結論
テンションが上がりやすく、興奮しやすいのは、気持ちのコントロールがまだ発達途中だからです。
ですので、お子さん自身の努力ではやめられません💦
大切なのはお父さん・お母さん等の周りにいる大人の関わりや、周りの環境を工夫してあげることや、楽しく気持ちのコントロールをできる工夫をしていくことです💡
気持ちのコントロールには運動や体操による体のコントロールが重要になります。
と言いつつ、ご家庭だけでは、お父さん・お母さんは大変です。
幼いうちからプロの先生に体の使い方を身につけもらえると家でもテンションをセーブできるようになり子育てが楽になるかもしれません。
⇒スポーツが育む非認知能力「多種目スポーツスクールJJMIX」
テンションが上がりすぎた時の関わり方
1:静かな場所に移動し、興奮を静めてあげましょう。
結論でも述べたとおり、自分の努力では興奮を静めることはできないからです。
ですのでまずは一旦その場から離れることで、気持ちを落ち着かせてあげましょう。
例えば、外遊びでテンションが上がり過ぎた場合、その場に居続けると、もっと楽しくなり、大声で叫んだり、走り回ったりと大騒ぎになってしまいます。
興奮が冷めるのをその場で待つと怪我やトラブルになり、お子さんが楽しめなくなってしまう可能性もあります。
ですので、なるべく本人が興奮しないような刺激の少ない静かな場所まで大人が連れて行ってあげましょう💡
もっと遊びたいと今度は泣き叫んだり怒ったりした場合、パニックに冷静に対処する必要があります。
パニックや癇癪(かんしゃく)がなくなる効果的な対応方法をまとめた記事があります☺
専門的な知識に基づいた、幅広い年齢のお子さんの癇癪に対するアプローチですので、今回の記事とあわせてお読みください。
2:大人の声かけもクールにしてあげましょう。
→なるべく低く小さめの声で声で話しかけると良いでしょう📣
→テンションが上がりすぎているなとおもったら、過度に反応しないようにしましょう💡
クールに対応した方がお子さんの興奮をより高めずに、お父さん・お母さんの話に耳を傾けてくれる場合があるからです。
→高く大きな声では、大人も楽しいんだと思い、余計に興奮しやすくなります。
→ですが、言葉で説得しようとするより、まずはその場を離れる!これが1番有効になりますので意識してチャレンジしてみてください。
興奮しやすいお子さんに気をつけたい関わり
1:怒って注意する
→怒りたくなる気持ちもすごくよくわかります🍀
→お大騒ぎを始めたら、大人も焦りますもんね😊✨
→ですが、テンションが上がりやすいのは、気持ちのコントロールの苦手さが原因なので、怒られたとしても、実はお子さんにはどうすることもできません💦
→テンションが上がってハイになっている時、お子さん自身、自分の状態をよく分かっていない場合が多いんです。
→ですので、お父さん・お母さんに怒られたことに反応して、余計に興奮したり、パニックになったりする場合があります。
→また、毎回怒られることで、自分は「ダメな子なんだ」と自尊心を損ねたり、劣等感を抱く恐れもあるんです。
怒ることは親子関係を悪化する悪循環にもつながります。
以前の記事で、「【叱ると怒るの違い】親子関係が悪循環に陥る罠」、「叱る時に効果的な5つの伝え方【脱!怒りの悪循環】」という記事を書いています。
無断でコピペされることが多いので、有料記事にしましたが、たった数百円で、お子さんとの関わり方が改善され、親子で楽しく生活できる為の関わり方についてまとめてあります🌸
長い長い親子関係を考えたら、一度関わりが分かると、ずっと使えるので、ものすごく、コスパがよいです。
読んでみると、自分で気をつけていたつもりが、いつの間にか、怒りの悪循環にハマっていることに気づきます👍👍
悪循環から好循環に変わるだけで、子育てが楽しくなるだけでなく、お父さん・お母さんのストレスも減りますので読んでみて下さいね😊✨
恥ずかしいよと注意する・他の子と比べる
- 「恥ずかしいよ」
- 「周りの子は誰もそんなことしてないよ」
このように注意しても、実はお子さんには伝わっていない場合がほとんどです。
どうしてかというと、就学前のお子さん達にとって、「恥ずかしい」という概念はまだ分かりにくいんです。
→恥ずかしいという気持ちは分かっても自分のどの行動が恥ずかしいのかピンとこない場合もあります。
→また、興奮している時は、他のお友達をみて、自分の行動をコントロールしようと思う冷静さはないので、他のお子さんと比べても急に落ち着くのは難しいんです。
もしも、子育てにストレスを感じていたり、お子さんに上手く関われず、
「子育てむいていないのでは」と思うお父さん・お母さんがいらっしゃいましたら、
「子育てが向いてないと感じる3つの原因」について別の記事で解説してあります。
イライラすることも多いと思いますので、気になる方は、少しでも参考にしてみて下さい。
ハイテンションなお子さんが気持ちをコントロールする方法
テンションが上がりすぎて、興奮した時には、自分の力でコントロールできるようになるのは幼児のうちは難しかったりします。
ですので、まずは、周りの環境を整えてあげることが重要です。
→環境を整えること自体が、自分で気持ちをコントロールする練習になるからです😊✨
1:落ち着ける場所をきめておく
→別屋のでもOKですし、部屋にリラックススペースを作ってもよいです💡
→リラックススペースで落ち着いてから戻る練習が大切です📣
→家の中ならどこでもOKです。
気持ちを落ち着けて戻ってくる=自分で気持ちをコントロールする練習になります。
意識づけとして、この場所にくれば落ち着くという場所つくりをしてあげると、興奮したときは自然とリラックススペースにいって、落ち着けるようになる。
- 刺激の少ない静かめな場所
- 狭いスペース
- 明るすぎない
- ひとりになれる
※我が家の場合
上の子はもう自分の部屋があるのですが、秘密基地といって、自分でリラックスできるスペースを段ボールで作っていました。
下の子はまだ幼児なので自分のスペースをリビングに作っています。今ははよくカーテンの中に沢山オモチャを入れて、その中にくるまっています。
2:落ち着けるアイテムを作る
静かにしなければならない場面もそれを持っていると落ち着いて参加できるというアイテムがあると、家の外でも安心できます。
保育園に行くと興奮してしまうお子さんの場合、園の先生に事前に情報を伝えておくとよいかもしれません。
大きすぎる場合は、小さくできるのであれば、それを持っていく等、お守りのような形で常に携帯できるものを選んであげることも大切です🍀
園に家と同じで落ち着けるようなオモチャがある場合はそれを共有しておくのも良いでしょう。
くるくる回るもの:車輪が動くような車のオモチャでもOK
図鑑:好きな昆虫や動物、恐竜の図鑑があると没頭できます
肌触りのよいもの:お気に入りのハンカチや、ぬいぐるみ、キーホルダー等、触っていると落ち着くもの。
3:テンションがあがりすぎないようにする
テンションが上がりすぎてしまうと、コントロールするのは難しくなります。
一度上がりすぎてしまうと、元に戻るまでも時間がかかるので、テンションが上がりすぎる前にリラックスできるようにしてあげ、気持ちを少しクールダウンしてあげましょう🌸
- 水を飲む
- 深呼吸
- 休憩
- 落ち着くグッズを使う
- 背伸び等々
自分でもリラックスができるよう、水を飲んだり、深呼吸する等の簡単な切り替え方法を教えてあげると良いでしょう。
4:体をゆっくり動かしたり、そーっと動かす
テンションが上がりやすいお子さんの場合、勢いよく動いたり、力任せに遊んだり、止まらずに動くことが多いのではないでしょうか。
それは、テンションが上がったまま体を動かすからです。
実は気持ちと体つながっています。
イライラした時は、手や足に力が入りますし、不安だとお腹が痛くなったりするお子さんがしいますよね。
逆に家でくつろいでリラックスしている時は、体の力が抜けていると思います。
興奮している時も同じで、テンションが上がると心拍数が上がり、勢いよく動いてしまうんです。
ですが、テンションを下げるようにお子さんに伝えて、お子さんがそれを実行するのは難しいですよね?
なので体から、アプローチしてあげると、気持ちをコントロールできるようになっていくんです😁👍👍
日常の運動遊びの中で、体をゆっくり・そーっと動かしたり、止まってみたりする運動を取り入れてみて下さい🍀
上がりすぎたテンションを抑えたり、気持ちをコントロールしていく練習になります。
幼いうちから体を使いこなせるようになっておくことが、気持ちのコントロールにも役立つんです💡
ですが、日常の中で意図的にサーキットや運動遊びを取り入れていくには限界があります。
保育園では、幅広い運動遊びはできても、その子に合わせた運動遊びを見立てて、特化してあげることは難しいんです。
園の先生も運動の専門家ではないからです。
ですので、
- テンションが上がりやすい
- カッとなりやすい
- 落ち着きがない
- 不安になりやすい
そんなお子さんは、運動教室に通うことで、体を育てるだけではなく、心を育てることにもつながり、自分の気持ちをコントロールするための近道になるかもしれません。
特に家で、ゲームや動画視聴に夢中になっているお子さんは体の使い方が未発達で、興奮しやすい可能性もあります。
また、体を動かしてストレスを発散できるようにしておくことは、ゲームや動画への依存を減らせる可能性もあります。
是非無料体験のできるような教室からまずはお試しに行ってみてはいかがでしょう?
オススメの運動教室のURLを掲載しておきますので、是非覗いてみてください。
⇒子供たちの「心に体力を。」多種目スポーツスクールJJMIX
まとめ
気持ちのコントロールはまずは、周りの環境や運動からというのは、実はご存じではなかった方も多かったのではないですか?
注意をしてもすぐに繰り返してしまったり、パニックになって大変とお困りのお父さん・お母さんは是非今回の対応を試してみてください💡
そして、パニックになった時の対応も大切ですが、そもそもかんしゃくやパニックが減っていくための関わりはもっと重要です。
以下に「お子さんのかんしゃく・パニックが減る効果的な5つの関わり」についてまとめてありますので、今回の記事と是非あわせてお読みください😊✨
興奮した際の環境を整えてあげたり、落ち着くアイテムをみつけてあげたり、小さい頃からの運動教室に通う事にはさまざまなメリット(自分で気持ちをコントロールできる・カッとなったり、落ち着きがなかったりするのが落ち着く等々)があります。
日常の運動遊びの中で、体をゆっくり・そーっと動かしたり、止まってみたりする運動を取り入れていただくことと、上がりすぎたテンションを抑えたり、気持ちをコントロールしていく練習になります。
ですが、日常の中で意図的にサーキットや運動遊びを取り入れていくには限界があります。
ですので、運動教室は、体だけでなく、心も育つので、自分の気持ちをコントロールするためにはかなりの近道になります💡
特に家で、ゲームや動画視聴に夢中になっているお子さんは体の使い方が未発達な可能性があります📣
また、体を動かしてストレスを発散できるようにしておくことは、興奮を抑えたり、ゲームや動画への依存を減らせたりする可能性もありますので、運動教室を試してみてもいいかもしれません。
運動教室と聞くとハードル高そうに思いますし、そこまで必要かなと思いますよね💡
ですが、実はお子さんだけでなく、お父さん・お母さんにも以下のようなさまざまなメリットがあります🌞✨
- 家でも落ち着いて過ごせる
- 安心して子育てができる
- 子育てが楽になる
- 怒る回数が減る等々
また、試すだけならコストもかからず、いつでもやめられます✨
無料体験から気軽に参加できますので、試してみて下さい😊✨
テンションがあがりやすいお子さんへの対応とあわせてお読みいただくことで、子育てが楽になり、お子さんと笑顔で過ごせる記事を以下に掲載しておきますので、気になる記事をぜひ読んでみて下さい。
今回の記事が少しでも親子で楽しく過ごせる日々のお役に立ればと思います✨✨
最後まで読んでくださりありがとうございました🌸