- スラスラ読めても文章の意味が理解できない
- なんて書いてあったの?と聞いても分かっていないことがある
読めるのに意味は分かっていないと大丈夫かなあ?と心配になることはありませんか?
文章の意味理解(読解)には、文字や文章を読むことの自体の苦手さだけでなく、さまざまな要因が関連しています。
そこで今回の記事では、小学生のお子さんがどうして文章の読解が苦手な時に、考えらる要因と、その場での関わり方、読解ができるようになっていくための遊びや工夫を紹介したいと思います。
最後まで読んでいただくことでこんなことが分かります。
- 文章の読解が苦手な3つの理由とお子さんに合わせたその場での関わり
- 学習の負担を減らし、読解力をあげてくれる学習方法
- 意味理解がわかるようになっていくためにおすすめの遊び
以上のポイントをおさせていただくことで、小学生のお子さんの文章の読解の苦手さへの知識と対応が身につけられますので、お子さんが意味が分からないで困っている時に「どうすればいいんだろう?」というお父さん・お母さんの悩みの解決に繋がります。
お子さんの学習負担を減らし、読解力を高めるオススメの勉強方法も紹介しておりますので、是非お役立てください。
- アサヒです。臨床心理士・公認心理師です。
- 子育て中のお父さん・お母さんを心から尊敬しています。
- 子育て相談&発達障害支援を10年間続けています。
- 年間約1500件以上の子育て支援・相談をしています。
- 教師・保育士・小児の作業療法士がいる子育て支援一家で生活してます。
- 私自身、2人の子どもを毎日マインドフルに子育てしています。
- さまざまな専門家(小児科医・児童精神科医・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等)がいる職場で、働いているので、心理学に基づいた専門的なアプローチだけでなく、常に目の前のお子さんに合わせた多様な関り・アプローチを実践しています。
- お子さんにぴったり合った子育てをみつけてもらいたくて発信しています。
文章の読解が苦手な3つの理由
①:語彙が少ない
→単語の意味が曖昧な場合、特に抽象的な言葉(ちゃんと・しっかり・きちんと等)は聞いたことがあってもどういうことなのかイメージできていない小学生もいます。知らない言葉が多かったり、間違えた理解をしていたりすれば、文章の意味を間違えてしまう場合があります。
特に物語文の場合、気持ちを表現する言葉や擬態語等、さまざまな種類の言葉が未学習であればその状況は更に分かりにくくなります。
※逆にいうと、キーワードとなる言葉の意味や、その他の単語の意味も分かっていると、文章の理解は少しわかる様になってきます。
②:文字からの状況理解が苦手
→言葉から場面を頭の中でイメージするのが苦手な小学生もいます。
- どうしてそういう流れになったのか話の展開がイメージしにくい場合(なんでサルとキジと犬が仲間になったのか)
- そもそものお話の設定がイメージしにくい場合(なんで鬼退治に行くのか)
- ある特定の出来事とその他の出来事のつながりをイメージしにくい場合(川から桃が流れてきたことと、鬼退治に出かけることのつながりが分からない)があります。
③:登場人物の気持ちを理解するのが苦手
→説明文は理解できるのに、「登場人物はどんな気持ちでしょう?」という物語文はなかなか理解が難しいというお子さんもいます。
物語に出て来る人物の気持ちを理解するには、
- 文字から状況を理解する力
- 気持ちを表現する言葉の理解
- 相手の気持ちになって考える力
このようにさまざまな力が関連しています。
文章の読解が難しい時の周囲の対応
①:見てわかるように
図解をしてあげましょう
順序立てて説明するような図を作った方がよい場合もあれば全体の繋がりが分かるような形で見せてあげた方が良い場合もあります。
②:読み聞かせてあげる
読んでも理解できない場合、耳から聞くことで理解できる可能性のあるお子さんもいらっしゃいます。
大人もそうですが得意なことと苦手なことは人によって異なるからです。
読んでも分からずいやになっているような場合には、文章を読むことを意識させ過ぎないようにすることが大切です。
理解出来ていればオッケーと言うスタンスで読んであげてしまった方が案外理解しやすいかもしれません。
図解や読み聞かせの負担はもういらない!?
そうは言っても、毎回毎回図解をしたり読み聞かせたりするのは大変じゃないですか?
図解の準備したり、読み聞かせの時間を作ることも難しい場合が多いのではないでしょうか?
そんなときに役に立つのが、読み上げ機能のある学習教材をつかった勉強です。
学習教材には、図解で説明してくださってあったり、読み上げ機能が搭載されている場合があります。
天神
天神の【文字の音声読み上げ機能】
【天神】小学生版には、朗読の読み上げだけでなく、全ての教科で問題・ヒント・解説の音声読み上げ機能があります。
文章の意味理解で、勉強がはかどらなかった小学生も、全国の小学校の教科書に準拠しているため、お使いの教科書の内容と同じように進めていくことができます。
インターネットに繋がなくても利用できるので、時間や場所に縛られず、いつでもどこでもできてとても便利です。
実際の読み上げの様子(サイトから転載)
[video src="https://www.tenjin.cc/category/elementary/video/roudoku_tebukuro.mp4" /]朗読の読み上げは人気のコンテンツですし、ナレーターさんが読んでくれます。
読み上げ付きで授業を予習すると、授業理解度もあがります。
学校では中々持ち込むことは難しいですが、天神の場合、学習する目次が教科書と同じように並んでいるので、ご家庭での予習に使用していただくと効果が期待できます。
一問一答方式なので、飽きずに続けられる&学習が定着しやすいです
[video src="https://www.tenjin.cc/category/elementary/video/hint_kaisetsu.mp4" /]たくさんの問題に解答し、時間を空けてから答え合わせをすると、記憶が薄れており学習効率が低下します。
一問一答方式なら短時間で効果的に学習を進められます。
また【天神】は答え合わせだけで終わらず、類題も含めほぼすべての問題で丁寧なヒント・解説がついています。
天神を資料請求すれば、無料体験の案内が同封されています。
無料体験をして、実際に読み上げによる勉強方法を試してみてはいかがでしょうか。
⇒資料請求はこちら 【天神】小学生版
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すららネット
天神と同じ機能
- すららネットは、プロの声優による音声読み上げ&解説機能が付いています。
- 教科書準拠でお使いの教科書の内容と同じように進めていけます。
- 「音声」と「イラスト」と「文字」を結びつけて学ぶことができるので、言葉からイメージしたり、読み取るのが苦手でも、理解しやすいです。
→すららネットの場合、物語文の意味理解もイラストや音声でサポートしてくれるので、とても分かりやすいです。
すららネットオリジナルの魅力
- キャラクターが先生になって教えてくれます
- 音声読み上げ&アニメーションで解説してくれるので聞いても見ても理解しやすいです。
- 対話型の授業なので、集中するのが苦手なお子さんでも取り組みやすいです。
ゲーム感覚&トークンエコノミー方式で学習することができます
→すららネットでは。目標に向かって頑張って勉強することで、ポイントをゲットできます。貯まったポイントで、欲しいアイテムと交換でき、マイページを好きにカスタマイズさせていくことができるんです。
→頑張ると良い事があるという体験を自然と積み重ねることができます。
すららコーチの存在
→小学生のお子さん一人一人によって学習しやすい方法は異なります。
すららネットでは、お子さんの特徴をヒアリングし、家庭学習をどのように進めていけば良いかまでを専門の先生が計画・提案してくれます。また、家庭学習の見守り方や、進め方といったお父さん・お母さんのサポートもしてくれます。
→褒め方のコツやお子さんに合った学習の取り組み方までお子さんに合わせて提案してもらえるので、とても心強いです。
すららネットも無料資料請求&体験学習ができます。
無料体験学習をして、実際に読み上げ&アニメーションによる勉強方法を試してみてはいかがでしょうか。
私のおススメする無学年式
いずれの教材も「小学4年生だから小4の教材」年齢や学年をノルマにするのではなく、得意な教科は学年を先取りで学習できたり、苦手な教科はさかのぼり学習ができます。
年齢にかかわらず、学習する学年も選べるので、目の前のお子様にあった無理のない学習を続けられるので、勉強した成果が確実に身に付きやすくなります。
文章の読解ができるようになっていく遊び
文章の意味理解の苦手な小学生のお子さんは、文章を読むこと自体に抵抗感が生じている場合が多いと言えます。
意味理解を伸ばすためには、できる限り抵抗感の少ないゲーム感覚でできる遊びから理解を促してあげると良いでしょう(そういった意味ではすららネットさんはゲーム感覚で楽しく学習ができるのでオススメです)。
スリーヒントクイズ
三つのヒントから思い浮かぶ言葉を考えてもらうクイズです。寝る前やお風呂親子のコミュニケーションとしても楽しく言葉の理解ができます。
カードで販売されているものもありますので気になった方は遊んでみてください。
コツとしては最初はお父さんお母さんがヒントを用意して答えてもらうようにします。ルールがわかってきたらお子さんにも問題を作ってもらうことにより言葉の理解の幅が広がっていきます。
例1
①乗り物です
②赤い色をしています
③火事があった場所に駆けつけます
例2
①果物です
②黄色くて細長い形をしています。
③食べると甘いです。
絵本を読む&読み聞かせてあげる
絵本は絵から内容がイメージしやすく、読み聞かせてあげることで、絵と文字と音と意味が結びつきやすくなります。
最近は読み聞かせのできるアプリも最近流行っていますし、お家の方の負担も軽減できますね。
絵本の場面を見て、「この子どんな気持ちなんだろうと」登場人物の気持ちを一緒に確認してあげるのも良いですね。
絵カードや4コマ漫画を用いる
すららネットさん場合、物語文での登場人物の気持ちもイラストがあるのでわかりやすいのですが、そうは言ってもすぐに利用できないという場合、先程の絵本のように状況かを絵カードや4コマ漫画を用いて、展開によって登場人物の気持ちを理解できるよう確認してあげると物語文への理解につながります。
大切なのは、どうしてそのような気持ちだと思ったのかを確認してあげることで、理解が深まるということです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事のまとめです
文章の読解が苦手な3つの理由
- 語彙少ない
- 文字からの状況理解が苦手
- 登場人物の気持ちを理解するのが苦手
その場でできる対処
- 図解
- 読み上げてあげる
この2つの負担を一発で解消できる学習方法
天神
インターネット不要で全ての教科で読み上げ機能付き。一問一答で学習が定着しやすい。
⇒小学・中学のタブレット学習で限界を感じたら。ネット不要のデジタル学習教材「天神」
すららネット
ゲーム感覚でできてご褒美がもらえ、自信につながります。
読むことへの抵抗も少なく意味理解を伸ばせて、アニメーションと読み上げ機能で学習できる。お子さんに合ったお家での学習方法も相談できる
⇒塾に通わず自宅で学習!自分のペースで学習できる!【すらら】
文章の読解ができるようになっていくための遊び
心配なら専門機関に相談も
お子さんの持っている語彙力がどれぐらいなのか、どんな所が苦手で、どんな所が得意なのか知能検査から読解できるようにするためのアプローチを考えていくこともできます。
お子さんに合った学習方法を
文章を読んで理解する能力を伸ばしていくことは大切ですが、文章ばかりに時間を費やしてしまうと積み上がっていくはずの知識が制限されてしまい、勉強自体が嫌いになってしまうことがあります。
デジタル化の時代の流れの中で印刷物以外にも情報を取り入れる方法を活用してあげましょう。
自分に合った情報の取り入れ方を選択できると、理解力も向上し、能力を伸ばしていくお子さんも現に大勢いらっしゃいます。
今回オススメした天神とすららネットは、いずれも、私が日頃から子育て相談や、発達障害・不登校支援をしていて、実際にお子さんに見せていただいたり、保護者の方の感想がとても良かったので紹介させていただきました。
- ゲーム内で欲しいアイテムを貰えるから勉強頑張れる(すららネット)
- いちもんずつだから自分のタイミングでできる(天神)
- テストの点数が20−60点上がった(天神&すららネット)
- 自分で勉強するようになった、
- 天神やすららネットでテスト勉強したら成績のびた、
- 小学生なのに英語は中学生レベルまでできるように等々
デメリット
- 読み上げの機械音が気になる(天神)
- オンランでないとできない(すららネット)
天神やすららネットは資料請求や体験学習は無料です。
無料体験をして、読み上げによる勉強方法をしてみてはいかがでしょうか。
従来の授業形式の勉強方式より、デジタル教材を利用すると成績が伸びる小学生もいらっしゃいます。
ゲームや動画を日常的に観ているお子さんはデジタル化時代の流れの中で、プリントやノート以外の学習方法や情報の取り入れる方法が合うお子さんも多いからです。
1番大切なことは、お子さんに合った情報の取り入れ方を見つけてあげ、お子さんの能力を伸ばしてあげることだと思います。
お子さんに合うかどうかは実際に体験してみないと分からないですよね。
まずは試してみる事が大切だと思いますので、是非、無料体験で確かめみて下さい。
天神の資料を請求すると、無料体験ができます。
最後まで読んで下さりありがとうございました。