- タイマー使っても遊びをやめない
- 次の活動をスケジュール表で伝えても遊び続ける
- 絵カード見せても切り替わらない
お子さんにタイマーやスケジュールを使っても上手くいかず困ったことはありますか?
育児本や子育て本でも、時間管理のツールは有効ですと度々紹介されるようになりました💡
確かに、効果がある場合が多く、さまざまな工夫をされている商品も多くなりました。
本ブログでも何度もおススメしている「時っ感タイマー」は、幼児から宿題をする小・中学生まで長く使えるので、お子さんが小さいうちに家庭にあると、とてもコスパがよいです。
この「時っ感タイマー」も時間管理のツールとして、すぐに売り切れてしまう人気なツールですね。
ですが、いざ使ってみると、「効果あるって言われたのに、なんで効果ないの?全然ダメじゃん」、「最初はよかったのに・・・」
という体験が多いのではないでしょうか?
実は、タイマーやスケジュール表の使い方によって、お子さんのやりたいと思いや、願いを無視する為のツールとなっている為に、効果がない場合が多いです。
そこで今回の記事では、タイマーやスケジュールを効果的に使う為のコツについて解説していきます。
- タイマーやスケジュールは効果的なタイミング
- タイマーやスケジュール表のありがちな失敗
- タイマーやスケジュール表を使用するメリット
上記の3つのポイントについて解説してあります。
前回の記事ではお子さんが時間を守れない5つの原因と効果的な改善策について紹介していますので、前回の記事もご覧になってみて下さい。
前回同様、お子さんが時間を守れるようになるための便利で簡単なツールやプログラムも紹介してありますので、効果がありそうだと思えたら是非試してみて下さいね😊✨
お父さん・お母さん、先生方の子育ての困り感が少しでも減り、楽しく子育てをしてもらうことを目的にこのブログを続けています。
今回の内容も実際の有料の子育て相談でもお伝えしているようなかなり有益な内容が盛りだくさんですので、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。
✨自己紹介✨
- アサヒです。臨床心理士・公認心理師です
- 子育て中のお父さん・お母さんを心から尊敬しています
- 子育て相談&発達障害支援を現役で10年以上続けています
- 年間約1500件以上の子育て支援・相談をしています
- 教師・保育士・小児の作業療法士がいる子育て支援一家で生活してます
- 私自身、自閉&ADHDの2人の子どもを毎日子育てしています
- さまざまな専門家(小児科医・児童精神科医・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等)がいる職場で、現役で働いているので、心理学に基づいた専門的なアプローチだけでなく、常に目の前のお子さんに合わせた多様な関り・アプローチを提案できます。
- お子さんにぴったり合った子育てをみつけてもらいたくて発信しています
結論
タイマーやスケジュール表が嫌な事を知らせるためのツールになっていたり、大人のスケジュールを従わせるだけの目的で、使用されていた場合、このようなタイムスケジュールのツールは効果が期待されません。
なぜか、それは、
お子さん自身にメリットがないものを従うはずがないからです。
じゃあもうダメ!!とあきらめないでください!!
大丈夫です!!
効果がでるようなタイマー・スケジュールの使い方をこれから解説していきます😊✨
最後まで読んでいただければ、「これならいける」と思ってもらえるはずですので、最後まで読んでみて下さい。
タイマー・スケジュールは効果的なタイミングから
タイマー・スケジュールといった時間を意識できるツールを効果的に使用する為には、お子さんにとって守ってもらいやすいタイミングから使用していくのが大切です。
道具を使用するにはお子さんは、必ず、練習が必要です。
自転車に乗るもの、スプーンや箸が使えるのもまずは練習しないと上達しないですよね。
いきなり使わせても難しい・できないと思えばやめてしまいます。
ですので、タイマーを使って切り替えられる活動から慣れていくと良いんです。
タイマー等が効果的なタイミングはいつ?
- やりたいことができる時
- 好きなことができる時
- お願いしていたことができる時
上記の3つのタイミングが、効果的です。
時間を守りやすいですし、楽しいことのためなら我慢できることが多いからです。
実は、タイマーやスケジュール表を用いる時のまず初めの練習としては、お子さんに約束を守って良かったと実感してもらうことが大切なんです。
まずは、お子さんのやりたい事ができる為に時間を意識できるツールを使ってみてください。
- 時計の針が6になったら、家族でトランプができる
- 歯磨きの後は、好きなテレビが見れる、
- 日曜日の午後は、友達と映画鑑賞をする
- タイマーなったら公園にいける(お散歩できる)
- お風呂の前にママが一緒に遊んでくれる等々
このように、時間を意識できるツールを用いることで、お子さんの楽しい、やれたをお子さんが実感できると、時間を守ろうという意識が芽生えます。
タイマー・スケジュール表が失敗する時あるある
ところが、このような便利ツールを使っても効果がない時の多くは、大人の指示をお子さんに従わせるためや、好きな遊びから興味のない活動や嫌な行動をさせようとする場面から使ってしまう場合が多いんです。
- タイマーがなったら片付けだよ
- 時計が6になったらテレビ終わりね
と、お子さんが楽しい思う活動の「終わり」からタイマーは使われがちです。
すると、お子さんからすると、タイマー=嫌なものになり、結果、従わなくなるんです。
好きな遊びを中止する嫌なものと、お子さんが認識してしまうと、せっかく便利なツールであっても効果がなくなってしまいます。
極端な例で言うと、タイマーがなったら電気ショックより、タイマーがなったらチョコレートの方が、タイマーへの抵抗は減りますよね😊✨
ベルが鳴ったら餌が出てくる装置に犬を乗せたところ、何回か繰り返すと、ベルが鳴っただけで犬がヨダレを出すように鳴った「パブロフの犬」という有名な心理学の実験があります。
これと同じ原理で、便利ツールを使った後に嫌な活動があったり、やりたい事が中断されると、人間は直前の出来事(タイマー)も嫌なものだとセットで認識してしまうんです。
ですので、タイマーが鳴った後は、なるべくお子さんの好きなことができるように練習しておくと、タイマーを嫌なものと捉えず、効果的に使えるようになるんです。
活動を切り替えにタイマーを効果的に使用するコツ
タイマーやスケジュール表等の時間を意識する為のツールを活動を切り替える時に効果的に使用していくには、お子さんの発達段階や活動内容に合わせてあげる事が大切です。
幼い頃から使用することのメリットもありますので解説していきます。
嫌な活動・興味のない活動の終わりに使う
嫌な活動って終わりが分からないと中々やる気に慣れませんよね。
やる前から分からない・できるか自信がないという場合、学習の手順ややり方が分かるようにスケジュール表で確認できたり、いつ聞いたらいいのかを時計やタイマーで決めておくことで、まずは自分でやってみようという行動を引き出しやすくなります。
いつまで我慢すればいいのかといった見通しをお子さんが持てるようになるからです。
- タイマーがなったらママがお手伝いできるよ
- 時計の針が6になるまで、自分で宿題頑張ろう
- タイマー鳴ったらor砂時計が終わったら一旦休憩しようね
このような際に、
- 「もうちょっと頑張って」
- 「後少しだよ」
と声をかけるより、時間を意識できる便利ツールの方が役に立ちます。
大切なのは、学習のゴールや活動手順が分かるようにスケジュールやタイマーを用いてあげることです。
そうすることで、やり方を理解できたり、いつまで頑張ればいいのか分かるので、お子さんが自信を持って取り組めるようになるからです。
そもそも、お子さんが嫌がる学習や勉強は本来は避けたいところです(限界はありますが、、)。
嫌がるというのは分からなかったり、できないことをやらされているというお子さんの認識があるからです。
ですので正直な所、つまらない・難しい勉強・宿題にタイマーを使って我慢させる事はそもそも本来は避けられればなあと思います。
やりたいと思えばお子さんは自分でやり始めるからです。
それよりも、お子さんがやりたいと思える学習のスタイルや環境の工夫をしてあげた方が、自分から意欲的に学べ、タイマーの工夫が必要なくなるかもしれません。
学年をノルマにしないとやる気もUP
一方的にやらされる勉強では、お子さんには得意不得意があるので、つまらない・苦手意識が強くなりやりたがらない場合がほとんどです。
本来は、ある程度お子さんに合わせて学習方法をカスタマイズしてあげ、やる気を引き出すような仕組みが必要になります。
苦手意識が減り、勉強が楽しくできるのに、「すららネット」はおススメです。
主体的に学べるように、何かの課題ができればトークン(ご褒美)がもらえてやる気につながる仕組みがいくつもあるからです。
無学年式は、年齢や学年といったノルマに合わせるのではなく、お子さんの個性や理解度合わせた学習ができるので、スモールステップで着実にできる事が身についていけます。
「すららネット」で学習されているお子さんは、勉強って宿題や授業だけの自分に合わないつまらないものではなく、やってみるとこんなに楽しいんだという喜びや、「こうだったんだ」という発見といった、自分に合った学習を通して勉強が楽しいと思えるようになった子が多いように思います。
実際に、相談に来るお子さんも、ゲーム感覚で楽しく学んでいる方が多く、自分ができた問題をみせてくれることもあり、皆さん自分から進んで勉強をしています。
すららネットは、資料を請求していただいた方には無料の体験学習ができます。
もし、お子さんが勉強や宿題をつまらなそうにしていたり、これから楽しく勉強を身につけてもらいたいと思った方は、この機会に試してみてはいかがでしょうか?
リンクを貼っておきますので、少しでも興味を持った方は、下記のリンクからのぞいてみて下さい。
無料の体験学習をして実際に楽しかったかどうか試してみると効果を実感できますよ。
タイマーやスケジュール表を使用するメリット
タイマーやスケジュール表を使用するメリットは、時間を意識して行動・計画出来るようになることです。
時間を意識する・守るのは大人の指示に従うためではありません。
むしろ、自分の時間をより良く使う為にあります。
大人も手帳や時間、カレンダーを使用するのは、時間を意識して行動することで、より有効に自分の時間を使うためではないでしょうか?
時間を意識して行動・計画できなければ、好きな事をして過ごす事や、仕事の締め切りや、友達との約束の時間を守れず大変な事になってしまいます。
時間を意識して行動できるようになることは、楽しいことをやめたり、指示に従う為ではなく、自分の好きな時間を増やし、長く続けられるようになる為にメリットがあります。
子どもはいつから時間を意識できるようになる?
時間を意識できるようになるのは早くても5歳児以降になります。
数量の理解がまだ難しいからで、効果がない場合はタイマーを使っても、何かわからないものになっている可能性があります。
タイマーの効果が感じられない時のお子さんの行動
- タイマーで遊び始める
- 活動を中断してタイマーを見入っている
小さいお子さんにもできる時間意識の工夫
タイマーや時間の意識がまだ難しいお子さんには過去の記事を参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事のまとめです。
タイマーやスケジュール表を使っても効果がない時
嫌な事を知らせるためのツールになっていたり、大人のスケジュールを従わせるだけの目的で、使用されていた場合、このようなタイムスケジュールのツールは効果が期待されません。
お子さんにメリットが何もないからです。
タイマーやスケジュール表の効果的なタイミング
時間を意識できるツールを効果的になタイミングは、お子さんのやりたいことや、好きなこと、お願いしていたことができる時です。
時間を守りやすいですし、楽しいことのためなら我慢できることが多いからです。
実は、タイマーやスケジュール表を用いる時のまず初めの練習としては、お子さんに約束を守って良かったと実感してもらうことが大切なんです。
まずは、お子さんのやりたい事ができる為に時間を意識できるツールを使ってみてください。
時間を意識できるツールを用いることで、お子さんの楽しい、やれたをお子さんが実感できると、時間を守ろうという意識が芽生えます。
道具を使いこなすには、箸や自転車同様、何事も練習が大切になります。
活動を切り替えるポイントとして効果的に使用する為に
タイマーやスケジュール表等の時間を意識する為のツールを活動を切り替える時に効果的に使用していくには、お子さんの発達段階や活動内容に合わせてあげる事が大切です。
嫌な活動・興味のない活動の終わりに使う
学習の手順ややり方が分かるようにスケジュール表で確認できたり、いつ聞いたらいいのかを時計やタイマーで決めておくことで、まずは自分でやってみようという行動を引き出しやすくなります。
いつまで我慢すればいいのかといった見通しをお子さんが持てるようになるからです。
大切なのは、学習のゴールや活動手順が分かるようにスケジュールやタイマーを用いてあげることです。
そうすることで、やり方を理解できたり、いつまで頑張ればいいのか分かるので、お子さんが自信を持って取り組めるようになるからです。
嫌がる学習や勉強はそもそも本来は避けたい。
お子さんに苦手意識があるからです。
子さんに合った学習のスタイルや環境の工夫をしてあげた方が、自分から意欲的に学べる
学年をノルマにしないとやる気もUP
一方的にやらされる勉強では、お子さんには得意不得意があるので、つまらない・苦手意識が強くなりやりたがらない場合がほとんどです。
本来は、ある程度お子さんに合わせて学習方法をカスタマイズしてあげ、やる気を引き出すような仕組みが必要になります。
苦手意識が減り、勉強が楽しくできるのに、昔から人気のある「すららネット」はおススメです。
すららネットのメリット
- 教育現場においてもすららネットが導入されている。
- 無学年式で自分に合った勉強方法をカスタマイズできる。
- 講義の最中も聞きっぱなしにならず、適切な質問を投げかけてくれる。
- つまずきやすいポイントを分かりやすく解説してくれる。
- 文章も読み上げてくれるので、読むのが苦手でも大丈夫。
- 入会から3か月のお子さんがやる気だせるスタートアップがある
- 利用された保護者様に無料で、臨床心理士が監修している、ほめて伸ばす子育て講座の「褒めビリティ講座」が受講できる
- スモールステップ&ゲーム感覚&遊び要素も満載でモチベーション維持しやすい。
- すららコーチで親子の関係性も良くなる
- 入会後のアフターサービスで、学習塾の先生が学習方法や学習の設計に対するやお悩みに24時間いつでも相談に乗ってくれる。
- 1週間学習したポイントの要約を保護者に要約してくれ、褒めるポイントを伝えてくれる。
こんなに沢山のメリットがあり、勉強での悩みはかなり解消されます。
お子さんになるべく楽しく勉強させてあげたいと思う方は、無料で資料請求と体験学習ができますので下記のリンクからチェックしてみてください。
タイマーやスケジュール表を使用するメリット
タイマーやスケジュール表を使用するメリットは、時間を意識して行動・計画出来るようになることです。
時間を意識する・守るのは、自分の時間をより良く使う為にあります。
タイマーや時間の意識がまだ難しいお子さんには過去の記事を参考にしてみてください。
タイマーやスケジュールは効果的に使用することで、お子さんのやりたい活動や、楽しい時間を増やせます。
お子さんが時間を守れるようになるのは、お子さんが自分で考えて行動する力を身につける事にもつながります。
そのような問題解決の力を伸ばしていくには、時間を意識して行動できるような機会が必要です。
スケジュールやタイマーを使用してあげることは、時間を意識した行動ができるようになるので使ってみて下さい。
効果的でおススメなのが、時っ感タイマーです。
費用対効果もかなりよく、小学生や中学生の勉強の際にも使えるので1台あるととても長く使えて便利です。
お子さんが自分の為によりよい時間の使い方を身に着けていけるよう、今回の記事をお役立ていただけますと幸いです。
最後まで読んで下さりありがとうございました🍀