イヤイヤ期のお子さんにどう関わればよいか悩んだ事はありますか?💡
いつも通りにしてほしいのに、ちょっとした事で泣いたり、大声だしたり、やってくれないと子育てしている親までイヤになってしまう事もありますよね😵💦
特に朝や寝る前等、時間に余裕がない時にスイッチが入ってしまうと本当に大変だったなあと私も昔を思い出します。
前回の記事では、お子さんがどうしてイヤイヤ期になるのか、いつから始まり、いつ終わるのか、イヤイヤしてしまう6つの背景についてご紹介しました。
- どうしてイヤイヤ期になるの?
- いつまでも続くの?
- なんですぐに泣くの?
このような疑問があるお父さん・お母さんは是非前回の記事も読んでみて下さい。
イヤイヤ期がお子さんの成長・発達にとってなくてはならないとても貴重な時期であることが分かりますよ😊✨
お子さんの新しい発見にもつながります🔍
今回の記事ではそんな、イヤイヤ期のお子さんに関わる時のコツや、かんしゃくへの対応方法について解説していきます💡
- 泣いている時にどう対応したらいいのか分からない!
- そもそもイヤイヤ期のお子さんとの対応方法を知りたい!
- イヤイヤが落ち着く対応を知りたい!
上記の関わり方のコツについて、興味のあるパパ・ママさんは今回の記事がお役に立ちますので、是非最後までご覧いただけると嬉しいです🌸
✨自己紹介✨
- アサヒです。臨床心理士・公認心理師です
- 子育て中のお父さん・お母さんを心から尊敬しています
- 子育て相談&発達障害支援を現役で10年以上続けています
- 年間約1500件以上の子育て支援・相談をしています
- 教師・保育士・小児の作業療法士がいる子育て支援一家で生活してます
- 私自身、自閉&ADHDの2人の子どもを毎日子育てしています
- さまざまな専門家(小児科医・児童精神科医・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等)がいる職場で、現役で働いているので、心理学に基づいた専門的なアプローチだけでなく、常に目の前のお子さんに合わせた多様な関り・アプローチを日々実践しています
- お子さんにぴったり合った子育てをみつけてもらいたくて発信しています
イヤイヤ期のイヤイヤを上手に乗り切る4つの対応方法
- まずは共感!気持ちを受け止めてあげましょう
- 提案し自己選択させてあげましょう
- 気持ちが切り替わる対応をしてみましょう
- 見守ることも大切です
1:共感する・気持ちを受け止める
お子さんのイヤイヤ、当然怒りが伝染して周りの大人までイライラしちゃうと思います。
そんな時、お子さんのイヤイヤを大きくしない為に、まず第一声は、共感・気持ちを受け止める言葉だったなと思い出してみて下さい😊✨
第一声は共感してあげましょう
遊んでいる最中に「片付けるよ!」と言ってもなかなか片付けないものですよね。
そんな時は先ずは一旦共感してあげましょう😊✨
- ブロックって楽しいよね✨
- もっと遊んでいたいよね✨
と共感しつつ、「そろそろお風呂の時間だからお洋服脱ごう」と提案してみましょう。
ですが、それだけでは当然、「イヤだ」と言うと思います。
ですが、怒って、「ダメ!もう終わり!」「片付けて!」「服脱いで」と言っても100%うまくいきません。
お子さんと関わる時に、「〇〇しなさい」と大人の考えを押し付けるのではなく、お子さんの気持ちを分かってあげようとする姿勢が大切なんです。
共感は、お子さんが「ママは僕の事を理解してくれているんだ」という安心につながるからです。
共感した後に、お子さんが「いやだいやだ!」と言ったときも、
- 何が嫌なのかな?
- どうしたかったの?
と聞いてあげて下さい😊✨
しゃべれるようになったとはいえ、まだまだ言葉で自分の気持ちや考えを表現するのは難しい年齢です。
上手く言えない時はそこでも、
- ブロックで家を作りたかったんだね、完成してからいきたいよね
- お風呂入ったら遊べないと思ってたんだ。それは嫌って言いたくなるよね
と、お子さんの気持ちに共感的に関わってみて下さい。
かんしゃくにならず、落ち着いてお話してくれる確率がぐんっと上がります👍👍
- お風呂の中で今日は何して遊ぼうか?
- お風呂出たらアイス食べよう
- ちゃちゃっとお風呂入ってまた遊ぼうよ
と未来の楽しそうな事で興味を引いてみると案外けろっと片づけをはじめる事もあります。
頭ごなしに否定したり、叱ったりするより、まずは共感的な対応で関わってあげた方が穏やかにコミュニケーションできますよ😊✨
気持ちを受けとめる
- お着替えしない‼
- 自分でやる‼
- ご飯食べない‼
等々、イヤイヤムードの際、
最初から「ダメだよ」と否定されるよりも、一度は気持ちを受けとめてあげましょう。
共感同様、お子さんは気持ちを分かってもらえたと思えて安心できるからです。
実は、お子さんが泣いてしまう多くの理由は、やりたいのに分かってもらえない、
やりたい気持ち自体もを拒否されたと思って泣いてしまうのがほとんどです。
気持ちを受けとめる事は、お子さんからすると、「ママは僕のやりたい気持ちは分かってくれた」という理解を示すことになります。
そうすることで、結果として、かんしゃくにならなくても済む場合が多いです。
- 〇〇まだ見たいんだ
- 自分でやってみたいの
- これが嫌なんだ
と言葉で伝えてあげるようにしていくと、次第にお子さんが、「これが嫌だった」と言葉で伝えられるようにもなります。
お父さん・お母さんが言葉で伝えていくことで、お子さんも「こういう時はこういえば分かってもらえる」と暴れずに言葉で表現できるようになってきます。
2:提案し自己選択させてあげましょう
「〇か△だとどっちがいい?」といった選択肢を大人が提案してお子さんに選べるようにしてあげましょう。
十中八九、パパ・ママが「~しなさい!」「これやって」という言い方をした場合のお子さんの答えが「イヤ」になるからです。
お子さんは親に勝手に決めらるのをイヤがります😡
イヤイヤ期は自我を伸ばす時期だからです✨✨
接し方のポイントは、お子さんに決めさせてあげる事です😊✨
なぜなら、自我を育てるには自分で決めるというプロセスがとても大切だからです🌈
例えば、服を選ぶときに「今日はこの服にして」、と伝えるのではなく、「赤いシャツと青いシャツだとどっちがいい?」と選ばせてあげましょう。
このように、自分で着る服を自分で決定できるようにしてあげると、嫌々にならずにスムーズに着替えやすくなります😁👍
「自分で決められた」と思えれば、気持ちが満たされます。
「さっきは好きにできたし、まあいいか」と心にも余裕ができます🍀
イヤイヤ期だけでなく、イヤイヤ期が終わった今でも、「今日はシンデレラにする?エルサにする?」という聞き方で、朝の着替えはスムーズに乗り切っています。
ポイントはお子さんがイヤイヤしない、こだわっていない所から小さな選択と決定を繰り返しさせてあげると上手くいきやすいですよ。
何気ない所から自分で選択して自分決められたという体験を沢山経験できておけば、ちょっとイヤなお片付けででも、「さっきは好きにできたし、まあいいか」と心にも余裕ができ、すんなりやってくれたりします(これ本当ですよ!)
小さな決定の積み重ねが、結果としてイヤイヤしなくなる対応方法になったりするのでおススメです。
- 今日のオヤツはゼリーにする?クッキーにする、
- 先にパズルやる?それとも塗り絵にする?
- 上着自分で着る?それともママがお手伝いする?
普段やってあげていることでもあえて選択・決定させてあげても良いでしょう。
やってあげている事も選択して手伝ってもらう事で、「やってもらった」のではなく、「自分で手伝ってもらう事を決めた」という体験になるからです。
3:気持ちが切り替わる対応をする
イヤイヤ期に限らず、お子さんがイヤイヤしている時は、そこに注目し続けているといつまで経ってもイヤイヤがおさまりません💦💦
そこで以下のような対応をしていただくと、気持ちが切り替わる確率があがります。
他の興味が向くものに注目を向ける
先ほどの例にもありましたが、いったんは気持ちを受け止めてあげ、
- 今日はお風呂で何して遊ぼうか?
- お風呂からでたらアイス食べよう!
と、他の興味や楽しい見通しを伝えてあげると、気持ちが切り替わりやすいです😊✨
お子さんの好きな遊びに誘ってあげても良いでしょう🌸
- 滑り台一回滑ったらお家に行って、トミカで遊ぼうよ。
- 今日はご飯食べたら、みんなでカルタしよっか。
選択肢を与えてあげても気持ちが切り替わらない場合、
先の楽しい事や興味のあることで誘ってあげる対応をしていただくと、気持ちが切り替えやすいです。
お水のみに行こうとか、お花に水やりに行こう等と、誘うと案外切り替わる事が多かったです。
時間に余裕がある時は、「お利口さんに泣き止んだら、一緒にパズルしたいなあ」と好きな遊びに誘う事も多かったです。
参考になれば試してみて下さい。
区切りの良い所まで待ってみる
イヤイヤ期に限らず、何かに夢中になっているときや楽しんでいるときは、もっとやりたいとお子さんが思うのは当然です。
「ご飯食べるの嫌だ!」「片付けるの嫌だ!」「もっと公園で遊びたい!」等のイヤイヤの場合、ワンクッション置いてから対応すると気持ちが切り替えやすいです。
- 今やっているパズル終わったら、お片付けしてお風呂入ろうね
- 滑り台後3回やったらご飯食べようね。
- 今観ている動画が終わったらご飯食べます
このように区切りがつくと、中途半端にならずに、行動が切り替えやすいです👍👍
夢中になっているなと思ったら、少し前から声かけしてあげて、切り替える準備をしてあげましょう。
気になるオモチャが周りにあれば、片づけといてあげると、目移りせず、スムーズに気持ちが切り替わりやすいです。
いきなり中断させるのではなく、今やっていることを一区切りするまで待ってあげると、泣いたり、暴れることなく素直に行動してもらいやすくなりますので試してみて下さい。
4:タイムアウトも大切です
タイムアウトについての詳しい対応方法についてはパニックの記事が参考になります。
そもそもかんしゃくにならなくしていくには、お子さんが大きくなっても使える、効果的な対応方法がとても役立ちますので、気になった方は下記のリンクからご覧になってください。
忙しい時は動画やゲームお菓子に頼る対応が必要になることもあると思います。
ですが、そんな中でもお子さんが自分の力でいやな状態を立て直そうとすることが、自分で自分の気持ちをコントロールできるようになっていくためには重要です。
例えば、ご飯が食べたくないと床に寝そべり泣いているお子さんに、「じゃあ待ってるから落ち着いたらおいで」と優しく声をかけてみることもタイムアウトにつながります🌸
お子さんの家には自分のペースでできないことへの不満も含まれている場合があります。
優しく見守って待ってあげることで、お子さんはいやいやを出し切ることができ、徐々に気持ちが落ち着いていく場合もあります😊✨
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事のまとめです。
イヤイヤ期のイヤイヤを上手に乗り切る4つの対応方法
まずは共感!気持ちを受け止めてあげましょう
最初から「ダメだよ」と言うより、一度は共感や気持ちを受けとめてあげましょう。
お子さんは気持ちを分かってもらえたと思えて安心できるからです。
大人でも頭ごなしに否定されるとムッとしちゃいますよね。
分かってくれているんだと思えると、イヤイヤが軽減し、激しくならずに済みますし、落ち着いてコミュニケーションがとれる確率があがります。
提案し自己選択させてあげましょう
「〇か△だとどっちがいい?」といった選択肢を大人が提案してお子さんに選べるようにしてあげましょう。
接し方のポイントは、お子さんに決めさせてあげる事です
なぜなら、自我を育てるには自分で決めるというプロセスがとても大切だからです
「自分で決められた」と思えれば、気持ちが満たされます。
「さっきは好きにできたし、まあいいか」と心にも余裕ができます
ポイントはお子さんがイヤイヤしない、こだわっていない所から小さな選択と決定を繰り返しさせてあげると上手くいきやすいです。
小さな決定の積み重ねが、結果としてイヤイヤしなくなる対応方法になったりするのでおススメです。
気持ちが切り替わる対応をしてみましょう
選択肢を与えてあげても気持ちが切り替わらない場合、
先の楽しい事や興味のあることで誘ってあげる対応をしていただくと、気持ちが切り替えやすいです。
時間に余裕がある時は好きな遊びに誘う事もよいかもしれません。
区切りの良い所まで待ってみる
「ご飯食べるの嫌だ!」「片付けるの嫌だ!」「もっと公園で遊びたい!」等のイヤイヤの場合、ワンクッション置いてから対応すると気持ちが切り替えやすいです。
夢中になっているなと思ったら、少し前から声かけしてあげて、切り替える準備をしておくとイヤイヤになっても、スムーズに切り替えられる可能性があります。
いきなり中断させるのではなく、今やっていることを一区切りするまで待ってあげましょう
見守ることも大切です
見守る・タイムアウトについての詳しい対応方法についてはパニックの記事が参考になります。
そもそもかんしゃくにならなくしていくには、お子さんが大きくなっても使える、効果的な対応方法がとても役立ちますので、気になった方は下記のリンクからご覧になってください。
最後に
お子さんに理想の対応をしようとしすぎる必要は決してありません。
お父さん・お母さんもお子さんも同じ人間だからです😊✨
子育てロボットではないのですから、怒ったって、泣いたっていいんです😁👍
上手くいかなくて当然です💡
お子さんのイヤイヤな気持ちにパパママも一緒になって泣いてもいいと思います
一緒に泣いたらスッキリしたねという体験があってもいいんですよ🍀
そうやってイヤイヤ期を乗り切った事が後で大切な思い出になります🌸
親子間の絆が強いとイヤイヤとなった場合でもひどくこじらせずなんとかその場を解決へと持って行きやすいというデータもあります。
一生に一度しかない、自我が発達する大切な時期を楽しく乗り越えることができると、イヤイヤ期は必ず終わりがきますので、その後の親子関係もより一層強い絆で結ばれるかもしれませんね。
焦らず息抜きしていきましょう。
ワンオペで余裕がないというお父さん・お母さんもいらっしゃいます。
もし可能であればこのイヤイヤ期の間は少し家事の手を抜いてお子さんと楽しい時間を増やすといった工夫をしてみるとよいかもしれません。
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家事の手抜きといったら、3食の食事(買い物から調理まで)と掃除ですよね😊✨
手抜きをしようとして、外食ばかりですとコストがかかるりますし、栄養の偏りも心配です💦💦
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私自身は、子どもの好きな料理が増えたり、調理法のコツが分かったことが良かったです。
自宅に送料無料で届く国産の食材を動画を見て調理するだけでしたので、仕事帰りにスーパーで重たいものを持つ手間や献立を考えるが省けて楽でした。
その時間を子どもと一緒に過ごす時間にしたり、自分の趣味であるミシンやウクレレを楽しむ時間に充てられたことが嬉しかったです。
お父さん・お母さんの心に余裕があるとお子さんにも優しく関われますね😊✨
注文した料金以上の価値はあると思ったので、是非一度試してみてください。
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やっぱりルンバは優秀な家事のお助けアイテム!!
家事の手抜きで掃除といったら、ルンバ一択のように思えます😊✨
ルンバが我が家に来てから、掃除しないといけないという精神的負担が無くなったのが一番嬉しいです🌸
スマホアプリでボタン一つで起動できますし、進入禁止エリアも設定できるので、家具が傷つくこともありません。
ゴミ捨ての手間を省くなら自動ゴミ収集機能を搭載したルンバで解決できます。
掃除機で、掃除して、ごみ捨てして、フィルターのお手入れ等々、子育てしながらの家事は本当に大変です💦💦
ミールキットやルンバを導入しただけで、1-2時間の短縮になりますね(ミールキットの場合、食材を家まで届けてくれるので、買い出しに行く時間まで短縮できます)😊✨
是非イヤイヤ期の今だけでも家事の負担を減らしてお子さんとの時間を過ごしてみて下さいね😊✨