- 文字を読むのが苦手
- 国語の教科書を飛ばし読みしちゃう
- 文章を勝手に変えて読んでしまう
- 別の行を読んでしまう
お子さんの文章を読みを気になったことはありますか?
- 漢字は得意だけど、音読の宿題は苦手
- 初めて読む文章はなかなか思うように読めなくてイライラしてそう
読み方がぎこちないと心配になっちゃうますよね。
できることがあれば試してみたいですよね。
そこで今回はお子さんが文章を読むのが苦手な理由と、その場で対応や、文章が読みやすくなっていくための遊び、勉強方法について解説していきます。
最後まで読んでいただくことでこんな事が分かります。
- 読み方がぎこちなくなってしまう5つの理由
- その場での対処法
- 注意したい関わり
- 読みやすくなっていく関わり
- 読むことの負担を減らすための学習法
文章を読むのが苦手なお子さんにどう対応したらよいかお悩みのお父さん・お母さんの少しでもお役に立てればと思っております。もし、参考になれば、今回の記事をSNS等で広めていただけると嬉しいです。
- アサヒです。臨床心理士・公認心理師です。
- 子育て中のお父さん・お母さんを心から尊敬しています。
- 子育て相談&発達障害支援を10年間続けています。
- 年間約1500件以上の子育て支援・相談をしています。
- 教師・保育士・小児の作業療法士がいる子育て支援一家で生活してます。
- 私自身、2人の子どもを毎日マインドフルに子育てしています。
- さまざまな専門家(小児科医・児童精神科医・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等)がいる職場で、働いているので、心理学に基づいた専門的なアプローチだけでなく、常に目の前のお子さんに合わせた多様な関り・アプローチを実践しています。
- お子さんにぴったり合った子育てをみつけてもらいたくて発信しています。
読み方がぎこちなくなってしまう5つの理由
1:色んなところに注意が向いてしまう
どこに注目して良いのか分からなくなってしまうため、読み飛ばしや別の文を読んでしまいやすくなります。
2:マルチタスクの苦手さ
同時に複数のことを行うマルチタスクが苦手なお子さんの場合、文字を目で追いながら、同時に言葉で話すということが難しい事もあります。
3:眼球運動の苦手さ
文章を読む際は、目の動きは縦方向に流暢に眼球を動かしながら読んでいきます。ですが、目を動かすのが苦手だと、スムーズに読めない場合があります。
遊びでは迷路や間違い探し・点つなぎが苦手だったりします。
4:視覚刺激に敏感
少しの照明も眩しいと感じるようなお子さんの場合、白い紙と黒い活字のコントラストが強くてチカチカして見えにくい場合や、文字が揺らいでみえたり、にじんで見える場合があります。
5:文字自体の読みが苦手
お子さんによって得意なことや苦手なことはさまざまです。おしゃべりは得意なのに、書いてある文字をうまく読めないというお子さんもいらっしゃいます。
音と文字をスムーズに結びつけるのが苦手な場合、「さくらがさいた」という文字を「さくら」「が」「さいた」と単語のまとまりとして捉えることが難しかったりします。
お子さんが読んでいる時にできる対応
先に読んであげる
読み慣れていないとイメージできずに読み方がぎこちなくなりやすいです。
読むのは苦手でも聞くことは何ら問題なくできたりします。
聞きなれておくことでイメージしやすく記憶にも残っているので読みやすくなります。
言葉のまとまりを意識しやすくしてあげる
蛍光マーカー等で「 /(スラッシュ) 」を入れてあげることで言葉のまとまりを意識しやすくなります。
- 単語のあいだに/を入れてあげる
- 指でなぞりながら読む習慣も
余分な情報をカットする
- リーディングスリット
- 読んだところを下敷き・厚紙で隠しながら読む
- 読んでいるところを定規で当てながら読む
→このような方法で読み進めていくのは、飛ばし読みが多いお子さんには効果的です。
視覚の敏感さに対する対応
カラーのクリアファイル・下敷きのようなフィルターを通してみてみて下さい。
→文字が落ち着いて見えるようになり、読みの正確さがあがる場合があります。
注意したい関わり
無理矢理読ませる
→嫌いになってマスマス読むことに抵抗が強くなります。そうなると「活字アレルギー」になってしまって大人の願いとは逆の方向に向かってしますことが多いです。
音読できるまで立たせて読ませ続ける。
昔音読が苦手だからと、よめるまで立たせたという方がいらっしゃいました。
私がお子さんにお会いした時には、
苦手意識は国語の音読→教科書の文字→勉強→学校
と、学校にほとんどいけない状態になっていました。
苦手な事は克服させるのでなく、本人に合った方法で慣れていくというのがやはり重要なんだと感じたことがあります。
文章が読みやすくなっていく関わり
遊びでできること
しりとり・逆さよみ
声に出す音と文字を結びつける力を育ててくれます。
迷路や間違い探し
負担なく楽しめるところから初めていただくと、目を動かす練習になります。
楽しく自然と遊べるのが理想なので、簡単な物から試して見てください。
ビジョントレーニング
→目にはいろんな動かし方があります。文章を読めるようになるのも、目の動きが重要です。ビジョントレーニングは、遊びを通していろんな目の動かし方を鍛えられます。これもあくまで本人が楽しくできるようにしてあげるのが大切です。
楽しくできたら目の動きも鍛えられて、親子関係もより向上するので一石二鳥ですよ。
絵本を読む&読み聞かせてあげる
絵本は絵から内容がイメージしやすく、音読することで、文字と音と意味が結びつきやすくなります。
最近は読み聞かせのできるよみきかせアプリもあります。
お父さん・お母さんが忙しい時や車での移動でも効果があるので試してみて下さい。
読むことの負担を減らすためにできる学習教材
天神の【文字の音声読み上げ機能】
子育て相談上、音声読み上げソフト「DAISY(Disgital Accessible Information System)(デイジー)」を試してきましたが、使用できるようになるまでに申請や設定に時間がかかります。
施設や病院で支援で使用する分には、エンジニアさんがセッティングしてくださるのでよいのですが、家で使用するには大変かもしれません。
家でも文章を読むことの負担を楽に減らしてあげたいと思ったときに便利なのが、【天神】でした。
【天神】小学生版は、朗読の読み上げだけでなく、全ての教科で問題・ヒント・解説の音声読み上げ機能があります。
文章を読むことが苦手で、勉強がはかどらなかったお子さんも、全国の小学校の教科書に準拠しているため、お使いの教科書の内容と同じように進めていくことができます。
インターネットも不要なので、学校で読めなくても予習・復習がいつでもどこでもできてとても便利です。
実際の読み上げの様子(サイトから転載)
https://www.tenjin.cc/category/elementary/video/roudoku_tebukuro.mp4
朗読の読み上げは人気のコンテンツですし、ナレーターが読んで下さるので、聞きやすいですね。
読み上げ機能で授業を予習すると、授業理解度もあがります。
学校に持ち込むことは難しいですが、【天神】の場合、学習する目次が教科書と同じように並んでいるので、ご家庭での予習に使用していただくと効果が期待できます。
あらかじめ音声読み上げで内容を把握しておくことで、見ても分かりますし、聞いても理解できるからです。
一問一答方式なので、飽きずに続けられる&学習が定着しやすいです(サイトから転載)
https://www.tenjin.cc/category/elementary/video/hint_kaisetsu.mp4
たくさんの問題に解答し、時間を空けてから答え合わせをすると、記憶が薄れており学習効率が低下します。
一問一答方式なら短時間で効果的に学習を進められます。
また【天神】は答え合わせだけで終わらず、類題も含めほぼすべての問題で丁寧なヒント・解説がついています。
私のおススメする無学年式
「小学4年生だから小4の教材」年齢や学年をノルマにするのではなく、お子さんに合わせて得意な教科は学年を先取りで学習できたり、苦手な教科はさかのばり学習ができます。
年齢にかかわらず、学習する学年も選べるので、勉強した成果が確実に身に付きやすくなります。
私が天神をおススメするのは、先ほど学校に行かなくなってしまったお子さんが、天神を利用してから、自分で勉強をするようになったからです。
親御さんが知り合いの方のおススメで天神を使用したところ、読む声は機械音の時もあるけど、読んでもらえるから楽ちんと、勉強へのハードルが下がり、分かる所から始めることができました。
そうして、お子さんが自信を回復していく様子を実際に目の当たりにしたので天神おススメしています。
天神を資料請求すれば、無料体験の案内が同封されています。
無料体験をして、実際に読み上げによる勉強方法を試してみてはいかがでしょうか。
デジタル教材を利用することで、苦手意識を克服し、成績が向上するお子さんもいらっしゃいます。
まとめ
関わりの基本は無理なく、苦手を克服させるより、慣れていく事が大切になります。
ある程度文章の意味理解ができれば、イメージできるので読みやすくなることもあります。
学校では読みやすくなるグッズを利用してあげ、ご家庭では、遊びから慣れさせてあげましょう。
読みやすくなるグッズ
お子さんが困ってやる気や自信を失ってしまっている場合
担任の先生とも話し合い、医療機関に相談いただくことも大切です。
どんなことが得意でどんなことが苦手なのか、知能検査で得意不得意が分かったり、それに合わせた関わりや配慮をしてもらえる可能性があります。
学校に配慮していただけるなら
- ICTの活用
- プリント教材の用紙をカラーに
- 文字のフォントを「メイリオ」にしてもらう
このような配慮も読みへの負担が減りますので、心配であればご相談していただくことも大切です。
結果的に、お子さんの困り感が解決し、自信ややる気を取り戻し、楽しく過ごせる時間が増えるかもしれませんので、ご家族だけで悩まずに、学校や医療、行政の相談サービスも利用しつつお子さんに合った関わりを見つけてあげてください。
お子さんに合った家庭での学習方法で理解度を高めるには
文章が読むのが苦手なために勉強嫌いになるのはもったいないですよね。
昔と違い、今はパソコンやタブレットといったさまざまな便利なツールがあります。
インターネットに接続しなくてもずっと利用でき、朗読だけでなく、問題・ヒント・解説の音声読み上げある機能のある【天神】は、読む事の負担を減らし、お子さんの勉強に取り組む意欲や成功体験を積み重ねられるのでおススメです。
天神を資料請求すれば、無料体験の案内が同封されています。
無料体験をして、読み上げによる勉強方法をしてみてはいかがでしょうか?
従来の授業形式の勉強方式より、デジタル教材を利用すると成績が伸びるお子さんもいらっしゃいます。
お子さんに合うかどうかは実際に体験してみないと分からないですよね。
まずは試してみる事が大切だと思いますので、是非、無料体験で確かめみて下さい。
天神の資料を請求すると、無料体験ができます。
最後まで読んで下さりありがとうございました。