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【簡単!今すぐできる】子どもがやる気をだす効果的なほめ方のコツ

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トイレットトレーニングや、スプーンやハシの使い方、座って食事を食べさせる等々、子育てをしていると、教えることって沢山あります。

  • いくら教えてもお子さんが全然やる気をだしてやろうとしない
  • 何回教えても上手くできない

という経験は一度はあるのではないでしょうか。

相談に来られる、ほとんどのお父さん・お母さんも、いつまでたっても着替えない、食べない、して欲しいことをやってくれないお子さんに、ついつい怒ってしまったり、どうしてもほめることより、叱ることに気が回りがちなったり、怒った自分を責めたりしやすいです。

それは子育て支援を専門にしている私でも日々感じる事があるのでよく分かります。

そのようにお子さんに真剣に向き合っている方だからこそ、お子さんがやる気をだす方法や好ましい行動を自分からやってくれるようなほめ方があれば、試してみたくないですか?

本記事では、お子さんがやる気をだし、まわりの人の「して欲しい」「好ましい」行動を増やしていく効果的なほめ方について解説していきます。この記事を最後まで読んでいただくと、ほめ方のレパートリーや効果的なタイミングや姿勢等、読んですぐにできる具体的なほめ方のコツが分かります。

本記事で紹介する方法で関わっていただく事で、検査なんて全く乗り気ではなかった、お子さんであっても、最後までやる気をだして頑張ってくれる姿を数えきれないくらい目の当たりにしてきました。
少しでもお多くのご家庭の悩みを解決したくて発信しています。この記事がちょこっとでも役に立つと思ってくだされば、是非SNSでのシェアをよろしくお願いします。

  • アサヒです。臨床心理士・公認心理師です。
  • 子育て相談&発達障害支援を10年間続けています。
  • 年間約1500件以上の子育て支援・相談をしています。
  • 教師・保育士・小児の作業療法士がいる子育て支援一家で生活してます。
  • 私自身、2人の子どもを毎日マインドフルに子育てしています。
  • さまざまな専門家(小児科医・児童精神科医・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等)がいる職場で、働いているので、心理学に基づいた専門的なアプローチだけでなく、常に目の前のお子さんに合わせた多様な関り・アプローチを実践しています。
  • 同じ悩みでもお子さんやご家族のスタイルに合わせた対応をしています。
  • お子さんにぴったり合った子育てをみつけてもらいたくて発信しています。

子育ての基本は「ほめること」って言われるけど

どんな育児本やインターネットの情報をみても、「ほめて伸ばしましょう」「まずはほめます」と書かれています。ですが、お子さんを上手にほめる、やる気がでるようにほめるのは簡単な事ではありません。

登園・登校前なのに着替えない、オモチャもだしたまま片づけない。

やる気になるのを待っていてもいつまでたってもやらないので、気が付いたら怒っていたという相談も多くあります。お子さんのどんな行動をほめればいいのか、実は、その答えは、お父さん・お母さんだけで、悩まれていても、見つからない場合もあります。

ですので、ぜひ専門家の知恵を活用して、今日からすぐにできる効果的なほめ方を試してみて下さい。お子さんの「どういった行動」を「どのタイミングで」、「どのようにほめたら効果的か」具体的に解説していきます。

効果的なほめ方

頑張ったときに、まわりの人が自分の努力に気づいてくれると嬉しいものです。例えば、オモチャを自分で片づけた子に「オモチャ片づけられたの!?ママ嬉しい!」と声をかけると、嬉しそうに残りのオモチャを片づけてくれたというのはよくあります。そしてそれをほめると、今度は別のことも手伝ってくれるということはないでしょうか?

このように「ほめる」と、お子さんはもう一回ほめられたいですし、もっとその行動をしようとしてくれます。そしてほめられると、自分はまわりの人から認められているんだと感じやすくなり、少し気が向かない事や今やりたくない事でも協力してくれるようになるんです。そんなの毎日やっていると思われるかもしれませんが、「ほめる」という行為が効果を発揮するかどうかの大切なポイントは、お子さんがほめられていることを「実感」できているかどうかです。

お子さんによっては、人前で大げさにほめられることが大好きな子もいれば、年齢があがると、影でこっそりほめられるのが好きな子がいます。お子さんにほめられていると「実感」してもらうには、さまざまな効果的なほめ方があるので、お子さんの個性に合わせて以下のほめ方を使ってみて下さい。

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ほめ方のレパートリー

①行動をほめる: 片づけをしているね!?えらいね

②感謝する: お手伝いしてくれてありがとう

③お子さんの行動に気が付く: 帰ってきて自分で手洗いできたんだ。お着替えってわかったの?

④ボディタッチ: 優しく頭をなでる、抱きしめる、ハイタッチ

⑤応援する: あとちょっとだ!頑張って

⑥別の行動に誘う: 「もっと公園で遊びたい」と泣くお子さんに、「お家にいったらおやつ食べようね」「あそこ(出口)まで誰が一番かかけっこしよう」と、泣くことには反応せずに、別の行動に誘う。

⑦ほほえむ: 一緒に拍手をしてあげてもいいでしょう

⑧サイン: 親指をたててグットサインや、Vサイン、OKサイン

⑨興味・関心を示す: 「おもちゃで遊んでいるお子さんに“楽しそうに遊んでるね」「保育園では何で遊んでいるの?

お子さんに合わせたほめ方の例

人前でほめられたいお子さんは:行動をほめるから③行動に気が付くで元気よくほめてあげると喜ぶことが多いです。

こっそりほめてほしいお子さん:ほほえむから⑨興味・関心を示すで、そっと肩をたたいてあげ「見ているよ」「気にしているんだよ」という事をその子だけに伝わるように伝えてあげると、嬉しいと思います。



補足:ただほめるのではなく、行動をほめてあげましょう。

行動を言葉にして、その行動に気が付いていることを伝えるだけでもいいので、ほめてあげて下さい。そうすることで、お子さんは、「自分は何をしたらいいのか」求めらえている事を、自分で考えるきっかけにもなります。そして、どう行動すれば、ほめてもらえるのか理解できるようになるので、してほしい行動が増えていきます。ただ「えらいね」とほめられると、お子さんは何に褒められているのかわからないので、してほしい行動が増えない可能性があります。

ご自分のお子さんにピッタリくるほめ方はどんなほめ方なのか、お子さんがお家に帰ってきたらぜひ、試してみてください。

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ほめるタイミング

効果的なほめ方が分かった所で次に、お子さんがほめてもらえていると「実感」できるためのタイミングですが、多くのご家庭では、お片付けができたら、宿題が終わったら、手を洗ったらと、「して欲しい」行動が終わった時にほめているのではないでしょうか?

実は、お子さんをほめる時、その行動が完全に終わった時だけほめているだけでは、やる気や「して欲しい」行動は増えにくいんです。

してほしい行動が終わってからほめるのではなく、

ほめるタイミングは、

①してほしい行動を始めた時・している時!

②してほしくない行動をしていない時・やめた時!

この時こそがまさにほめるチャンスなんです。

 どうして最後にほめるだけでいけないのか、それは、完全に終わるまでを待っていたら、ほめる機会はなかなか見つからないですし、スムーズにやらないと大人がイライラしますよね。パーフェクトを待つと・・

ほめる回数が減り、怒る回数が増えやすいです

してほしい行動を始めた時、やめてほしい行動をやめられた時にほめると、怒る回数が減り、ほめる回数が増えます

「終わるのを待たない、してほしい行動が始まったらほめる」は、子育てのさまざまな場面で使えますのでぜひ覚えておいていただきたいです。

例:「オモチャを片づける」という行動を、

「片づけようと思って」「片づけ終える」までの行動にステップに分けて、どのように効果的にほめられるか具体例を示します。

①「片づけだった」と気が付いたら、まず、ほめる

・「片づけする気になったの!?えらいね」(気づく)

・「片づけ思いだしたんだ、すごいね」(ほめる)

②オモチャ箱の方に向かっていったらほめる

・「自分でお片付けしようとしているの?」(気づく)

・「すぐに片づけはじめるなんて、おりこうさんだね」(ほめる)

・「何から片づけ始めるの?」(関心を示す)

③オモチャを箱に入れ始めたらほめる

・「おお!自分で箱に入れているねえ」(気づく)

・「どんどんオモチャいれてる、えらいなあ」(ほめる)

・「手伝ってほしいところがあったら言ってね」(関心を示す)

・グットサインやVサインをして拍手(サイン)

④お片付けしている最中にほめる

・「この前よりお片付け早いね」(気づく)

・「そのオモチャをしまう場所わかるようになったんだ、すごい」(関心&ほめる)

・「お人形さんきれいにお片付けできたね」(ほめる)

・「あとちょっと!頑張って」(応援する)

⑤お片付けが終わったらほめる

・「よく一人でお片付けできたね」「頑張っててえらかったよ」(ほめる)

この例は、毎回ここまで丁寧にやってくださいねと言うわけではなく、「片付け」という一つの行動にこれだけほめるチャンスと、ほめ方のレパートリーがあるということです。

これだけほめられたら、そもそもお片付けという行為が嫌いにならないですよね。むしろお片付けという行為が好きになると思います。そしたら、片付けなくて毎回怒ってしまうなんて悩みがそもそもうれまれない可能性もでてきますね。ほめるって本当にタイミング次第で、その行為を好きにさせるかもしれない素敵な魅力があるんです。何かを好きにさせたい時には、このタイミングを覚えておくと本当に色んな場面で応用できます。

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効果的にほめる時の姿勢

これまでの効果的なほめ方やタイミングをバッチリでも、お子さんが「まだやる気がでないなあ」という場合、ほめる時のお父さん・お母さんの姿勢はどうでしょうか。まわりの人が「いいな」と思っている気持ちがお子さんに「伝わり」、お子さんもほめられた事を「実感」できるにはほめ方やタイミング以外の「姿勢」にも注目してみましょう。

どんなにして欲しい行動をほめても、見下ろす姿勢で、表情も変化なく、冷たい口調だったら、伝わりにくいですよね。以下に効果的な姿勢を紹介しますので、参考にしてみてください。

①視線・からだ: ほめる時はお子さんの目線で、視線を合わせて声をかけてみて下さい。※お子さんによっては、同じ目線は怖いと思うお子さんもいらっしゃいますので、お子さんに合わせてあげて下さい。

②表情: なるべく明るい表情だと伝わりやすいですが、笑顔が苦手というお父さん・お母さんもいらっしゃるので、穏やかな表情をしてあげて下さい

③声の調子: 明るい声や、温かみのある声に変えてあげると、お子さんは「あっ今ほめられているんだ」と伝わります。同じ職場のスタッフは「ほめる時は、1オクターブ高い声でほめるといいよ」とよく話してくれます。

④言葉: なるべく短くしてあげると、お子さんはどんなことでほめられているのか分かります。

補足:「家の子褒めても喜ばないんです」というお子さんには!?。

褒め言葉をご褒美にするためには、ペアリングが重要です!ペアリングとは、2つのものを組み合わせる事です。

・お子さんの好きな事・物+褒め言葉のセットにしてあげると、好きな事・物をあげなくても、次第に褒め言葉だけで十分なご褒美に変化しますので試してみて下さい。

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まとめ

相談に来られる方には、「当たり前の事をしているのにほめる意味が分からない」と話されるお父さん・お母さんもいらっしゃいます。

確かに大人からすると、「当然」や「できて当たり前」のことなのかもしれません。ですが、お子さんはほめられる事で、その行動は前よりも沢山やろうとしますし、ほめられたくて自分からやる気をだしてしてくれるようになります。そしてほめられると、自分はまわりの人から認められているんだ、価値のある人間なんだと感じやすくなり、少し気が向かない事や今やりたくない事でも協力してくれるようになり、結果として、片付けを嫌がる、着替えない等のしてほしくない行動も減っていきます。これこそが「ほめる」ことの魅力だと思います。

親子のコミュニケーションをスムーズにして、より素敵な親子関係を築いていくためや、お父さん・お母さんが自信をもって子育てをしていくため、何よりお子さんが自信をもって生きていくためにも「効果的にほめる事」は非常に重要なことですので、本記事が、ご家族が笑顔で過ごせる毎日を増やしていけるためのお手伝いになると嬉しいです。

そして、お子さんを褒めた後に自分も必ず、褒めてあげて下さい。お父さん・お母さんが、お子さんを褒めて下さるのは、それだけ目の前のお子さんを大切に育てて下さっている証拠です。たまには贅沢をしたり、リラクゼーションをして、自分自身事も褒めてあげましょう。気分が変わってお父さん・お母さんの心に余裕があるだけで、お子さんにもポジティブに関われます。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。